コピーしたコンテンツの検証
このステップは、前のステップでコンテンツのコピーが正常に行われていてコンテンツが正確であることを確認するためのものです。
1. データ検証ユーティリティ DataMigrationVerificationTool を実行して、Azure Blob 上にコピーされたコンテンツを検証します。このツールでは、既存のボルトのコンテンツを Azure Blob 上のファイル構造と比較できます。メイン Windchill およびリモートのインストールに対してこのツールを実行できます。Windchill シェルで以下を実行します。
windchill wt.fv.tools.datamigration.DataMigrationVerificationTool
validateMigratedData --userName USER --password PASSWORD --
srcRootFolderName ROOT_FOLDER_NAME --targetMountType MOUNT_TYPE--folderName FOLDER_NAME
--targetMountPath MOUNT_PATH –skipSizeValidation
2. このツールを実行すると、レポートが保存されている場所が返されます。このレポートで、欠落しているすべてのファイルのリストや、各フォルダのファイルサイズの不一致についての情報を確認できます。このレポートは必ずメインインストール上に生成されます。-- rootFolderName または -- folderName を指定することによって、検証をルートフォルダ全体に対して実行するか、選択したサブフォルダに対してのみ実行するかを選択できます。–skipSizeValidation を追加することで、ファイルサイズ検証の実行をスキップできます。
例:
defaultuploadrootfolder という名前のルートフォルダ内のすべてのデータを検証するには、次のように指定します。
windchill wt.fv.tools.datamigration.DataMigrationVerificationTool validateMigratedData --userName <username> --password <password> --targetMountType azureBlob --srcRootFolderName defaultuploadrootfolder --targetMountPath storageaccountname/testcontainer/defaultuploadvault
defaultuploadrootfolder という名前のフォルダ内のデータを検証し、ファイルサイズはチェックしない場合、次のように指定します。
windchill wt.fv.tools.datamigration.DataMigrationVerificationTool validateMigratedData --userName <username> --password <password> --targetMountType azureBlob --srcRootFolderName defaultuploadrootfolder --targetMountPath storageaccountname/testcontainer/defaultuploadvault -–skipSizeValidation
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