db.properties ファイル
db.properties ファイルには、Windchill の永続レイヤーがデータベースにアクセスするために使用するプロパティが含まれています。これらのプロパティは wt.properties ファイルで設定できますが、通常は、wt.pom.properties エントリで識別される個別のファイルに入っています。このファイルにはパスワードが格納されているので、安全な場所に保持する必要があります。個別ファイルの値は、wt.properties ファイルの値を無効にします。
db.properties ファイルでは、以下のプロパティを設定する必要があります。
• wt.pom.dbUser - ユーザー、または Oracle 管理者が定義した Oracle ユーザー名を指定します。このユーザーは、Windchill テーブルおよびストアドプロシージャのオーナーです。デフォルト値は存在しないので、設定する必要があります。
• wt.pom.dbPassword - ユーザーまたは Oracle 管理者が定義した Oracle パスワードを指定します。デフォルト値は存在しないので、設定する必要があります。
• wt.pom.serviceName - ユーザーまたは Oracle 管理者が作成したサービス名です。これはデフォルトのプロパティではなく、db.properties ファイルに明示的に追加する必要があります。このプロパティの値は完全なデータベース接続文字列でなければなりません。