クライアント JAR コンテンツの管理
パフォーマンスを最適化するには、Windchill アプレットで必要なすべてのリソース (.class ファイル、.properties ファイルなど) を Windchill アプレットが使用するクライアント JAR の 1 つに含める必要があります。アプレットに必要な、アプレットのクライアント JAR の 1 つに各リソースが含まれていない場合、個別のラウンドトリップネットワークリクエストが必要で、リソースはクライアント JAR の一部である場合のように圧縮されません。したがって、低速ネットワークまたはワイドエリアネットワークにおけるパフォーマンスが非常に低下します。クライアント JAR ファイルに適切なコンテンツを含めれば、アプレットのパフォーマンスを最適化できます。カスタマイズしたアプレットがある場合、それらの JAR に必要なすべてのカスタムリソースが含まれていないことがあります。アプレットで使用するクライアント JAR ファイルに正しいコンテンツが含まれていないと思われる場合は、追加すべき、欠落リソースを特定できます。
アプレットまたは JAR をカスタマイズした後、アプレットで使用されるにもかかわらず、対応するクライアント JAR ファイルに含まれていないリソースを識別できます。HTTP Server (Apache で実行) を使用している場合、PTC で提供する HTTP リクエストログユーティリティを使用して、クライアント JAR ファイルから欠落しているリソースを識別し、それらを追加できます。
一連のクライアント JAR ファイルから欠落しているリソースを特定するには、以下の手順を実行します。
1. HTTP リクエストログユーティリティを開きます。これにより、HTTP Server (Apache で実行) ログファイルの現在の終わりの位置がマークされるので、ファイルに追加されたすべてのエントリを調べ、それらがクライアントにダウンロードされたリソースを識別しているかどうかを確認できます。
2. ブラウザウィンドウで、クライアント JAR ファイルに関連するアプレットを開き、パフォーマンスの確認/トラブルシューティングを行うアプレットの機能をテストします。
クライアントで使用するためにダウンロードされたリソースは、すべて Web サーバーアクセスログに記録されます。HTTP リクエストログユーティリティは、ステップ 1 でユーティリティを開くと、アプレット固有のタイプ (.class ファイルや .properties ファイルなど) からなるリソースリクエストのログファイルをサーチします。これらのリソースは、クライアント JAR にはなかったので、Web サーバーのものが使用されています。
3. ユーティリティの結果を使用して、適切なクライアント JAR ファイルを更新します。
以下のセクションでは HTTP リクエストログユーティリティを使用する詳細について説明します。
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