一括変更操作について
1 回の操作で複数の部品を同時に修正するには "一括変更操作" を実行します。たとえば、10 個、100 個、あるいは 1000 個の BOM で同じ部品を挿入、置換、または除去したり、同じ部品親子関係属性を変更したりします。通常、一括変更操作は変更通知との関連で、変更タスクの作成で行う作業の一部として実行されます。
一括変更操作は、コンテキストに応じて、変更タスクの情報ページにある「結果オブジェクト」テーブルと「変更適用オブジェクト」テーブルで使用できます。
変更実装での一括変更操作
一括変更操作は、変更タスクの情報ページの「結果オブジェクト」テーブルで使用できます。実装コンテキストで一括変更操作を使用すると、結果オブジェクトが事前に検証され、直接処理されます。
変更タスクの情報ページの
「結果オブジェクト」テーブルにあるツールバーの一括変更アイコン
をクリックします。
「一括変更を実行」ウィンドウが表示されます。実装コンテキストでは、以下の一括変更操作を実行できます。
除外
選択した操作によっては、一部の部品オブジェクトが除外されます。除外の理由を以下に示します。
• 部品が別のユーザーによってチェックアウトされています。
• 選択したオブジェクトをチェックアウトするアクセス許可がありません。
• 部品がプロジェクトにチェックアウトされています。
• オブジェクトが部品ではありません。
• 部品にアクティブなリンクがあります。
• Windchill MPMLink がインストールされている場合、部品は製造リソースです。
• 選択したオブジェクトの構造の中にない部品を操作しようとしました。
• 選択したオブジェクトのうちの 1 つである既存の部品を挿入することはできません。
• 参照指定子の割り当てが、「個」の単位を持つ部品にのみ可能です。
• 指定された参照指定子の数が、数量の制限値を超えています。
• 同じ値への参照指定子/行番号の更新で、複数の親子リンクが見つかりました。
• 参照指定子の値は、サブアセンブリ内で一意でなければなりません。
• 一括変更操作中に指定された部品の数量は、指定された参照指定子の数以上でなければなりません。
無効なオブジェクトがある場合、「一括変更をプレビュー」ステップで警告メッセージまたは情報メッセージが表示されます。無効なオブジェクトの数が 10 個以下の場合は、それらがすべてリストされます。10 個を超える場合は、個々にはリストされず、除外されたオブジェクトの個数だけが表示されます。
変更管理プランニングでの一括変更操作
一括変更操作は、変更タスクの情報ページの「変更適用オブジェクト」テーブルで使用できます。プランニングコンテキストで一括変更操作を使用すると、各変更適用オブジェクトの取り消し線が事前に検証されます。変更適用オブジェクトに取り消し線が作成されていない場合、事前検証の後、対象となるオブジェクトに取り消し線が作成されます。取り消し線に対して一括変更操作が実行されます。
変更タスクの情報ページの「変更適用オブジェクト」テーブルで、修正するオブジェクトを選択し、「操作」をクリックしてから、「BOM 取り消し線を一括変更」をクリックします。「一括変更を実行」ウィンドウが表示されます。
プランニングコンテキストでは、以下の一括変更操作を実行できます。
オブジェクトに対して操作を実行すると、取り消し線構造ブラウザで、修正されたオブジェクトがハイライトされます。
除外
選択した操作によっては、一部の部品オブジェクトが除外されます。除外の理由を以下に示します。
• 部品が別のユーザーによってチェックアウトされています。
• 選択したオブジェクトをチェックアウトするアクセス許可がありません。
• 部品がプロジェクトにチェックアウトされています。
• オブジェクトが部品ではありません。
• 部品にアクティブなリンクがあります。
• Windchill MPMLink がインストールされている場合、部品は製造リソースです。
• 選択したオブジェクトの構造の中にない部品を操作しようとしました。
• 選択したオブジェクトのうちの 1 つである既存の部品を挿入することはできません。
• BOM 取り消し線が無効な状態です。
• BOM 取り消し線の修正アクセス許可が必要です。
• 変更タスクの修正アクセス許可が必要です。
• 取り消し線の作成アクセス許可が必要です。
• 部品は最新のリリースまたは新規でなければなりません。
• オブジェクトで取り消し線がサポートされていません。
• オブジェクトがルートビューにありません。
• 分岐バージョンオブジェクト。
• オブジェクトがパーソナルキャビネットに存在します。
• 変更タスクは無効な状態です。
• 結果オブジェクトは変更タスク上にすでに存在します。
• 参照指定子の割り当てが、「個」の単位を持つ部品にのみ可能です。
• 指定された参照指定子の数が、数量の制限値を超えています。
• 同じ値への参照指定子/行番号の更新で、複数の親子リンクが見つかりました。
• 参照指定子の値は、サブアセンブリ内で一意でなければなりません。
• 一括変更操作中に指定された部品の数量は、指定された参照指定子の数以上でなければなりません。
無効なオブジェクトがある場合、「一括変更をプレビュー」ステップで警告メッセージまたは情報メッセージが表示されます。無効なオブジェクトの数が 10 個以下の場合は、それらがすべてリストされます。10 個を超える場合は、個々にはリストされず、除外されたオブジェクトの個数だけが表示されます。