初期段階の Windchill Workgroup Manager のシナリオ
CAD アプリケーションクライアントと同じコンピュータに、事前に Windchill Workgroup Manager アプリケーションをインストールしておく必要があります。クライアントソフトウェアは、Windchill サーバーからダウンロードされます。インストール後に Windchill Workgroup Manager を初めて使用するときには、使用を開始する前に基本的な設定の手順が必要になります。
• Windchill Workgroup Manager に 1 つ以上の CAD アプリケーションを登録します。
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一度に登録できるのは、CAD アプリケーションの 1 つのバージョンのみです。
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• 1 つまたは複数の Windchill サーバーを Windchill Workgroup Manager に登録します。
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CAD アプリケーションから「サーバー管理」ユーティリティにアクセスするには、接続されている CAD アプリケーションと Windchill Workgroup Manager セッションが起動済みでなくてはなりません。
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• ワークスペースを作成し、アクティブなワークスペースとして選択します。
• 登録済みの Windchill サーバーの 1 つをプライマリサーバーとして設定します。
以下の手順に従って基本設定を行います。
1. サーバーを登録します。サーバーの登録には 2 つの方法があります。
◦ Windchill Workgroup Manager から、「サーバー管理」ユーティリティにアクセスします。
◦ CAD アプリケーションから、 > にアクセスします。サーバーの登録については、「サーバーの登録」を参照してください。
この時点では、クライアントとサーバーが使用でき、CAD アプリケーションと Windchill 間の通信を設定できます。
2. プライマリサーバーを設定します。Windchill で CAD オブジェクトを管理するには、登録済みサーバーの 1 つをプライマリサーバーとして指定する必要があります。プライマリサーバーとして設定すると、Windchill Workgroup Manager と CAD アプリケーションにより、CAD データを管理する Windchill サーバーが識別され、通信できるようになります。プライマリサーバーを指定するには、以下の手順に従います。
a. Windchill Workgroup Manager で、登録済みサーバーノードを右クリックします。
b. 「プライマリサーバーとして設定」を選択します。
3. ワークスペースを選択し、右クリックして「アクティブ化」を選択します。作業データを管理する Windchill の領域を選択します。この作業領域をワークスペースと呼びます。Windchill のデフォルトワークスペースを選択するか、新たに作成できます
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いくつかのワークスペースを作成して、現在作業している複数のプロジェクトを管理することもできます。
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このワークスペースはユーザー専用のもので、CAD ドキュメントとインタフェースするために使用できます。このワークスペースで作業している場合、Windchill サーバーにチェックインするまで、CAD ドキュメントがほかのユーザーに表示されません。Windchill にチェックインした時点で、これらの CAD ドキュメントがほかのユーザーに表示されるようになります。ワークスペースの詳細については、Windchill ワークスペースの使用を参照してください。
4. データを作成し、ワークスペースに保存します。SOLIDWORKS に登録されると、オーサリングアプリケーションの起動時に Windchill Workgroup Manager が同時に起動します。CAD アプリケーションで部品を作成し、これを自分のワークスペースに (つまりローカルに) 保存します。ほかのユーザーと共有する準備が整った後、「ファイル」メニューの「チェックイン」を使用します。これにより CAD データがサーバーにアップロードされ、ほかの Windchill ユーザーが使用できるようになります。