Windchill PartsLink のインストール後の手順
以下のインストール後の手順は、Windchill 10.2 とともに使用する Windchill PartsLink を設定するために必要です。
1. Windchill サーバーが動作していることを確認します。
2. 分類バインド属性を作成します。以下のステップの詳細については、「タイプおよび属性の管理」ユーティリティからアクセスできるヘルプを参照してください。
a. サイト管理者としてログインし、 > > を起動します。
b. 「再利用可能な属性を管理」ウィンドウで「文字列」データタイプの再利用可能な属性を作成します。作成した再利用可能な属性の名前を確認します。
c. 「タイプを管理」ウィンドウで「部品」タイプに移動します。
d. 「操作」ドロップダウンリストから「編集」を選択します。
e. 「部品」タイプで新しい属性を作成します。このとき、属性タイプとして「グローバル」を選択し、ステップ b で作成した再利用可能な属性を選択します。
f. 新しい属性の名前をクリックして、その情報ページを表示します。
g. 「制約」タブで新しい制約を追加し、「分類」制約規則を選択します。
h. 「名前空間の入力」フィールドに「com.ptc.csm.default_clf_namespace」と入力します。これにより、デフォルトの名前空間が追加されます。「分類を管理」ユーティリティを使用して作成した名前空間の名前を追加することによって、独自の分類バインド属性を作成できます。
i. 「完了」をクリックして、変更を保存します。
これで、定義した分類バインド属性に基づいて部品を分類できます。追加の分類バインド属性を作成して複数の分類を設定するには、同じ手順を繰り返します。
3. 分類属性を部品の情報ページに追加します。
a. 「タイプおよび属性の管理」ユーティリティで「部品」タイプを表示します。
b. 「操作」ドロップダウンリストから「編集」を選択します。
c. 「レイアウト」タブの「レイアウト」ドロップダウンリストから「その他の属性の情報ページのレイアウト」を選択します。
d. 既存の属性グループの下にあるドロップダウンリストから「ネストされた分類レイアウト」を選択し、「追加」をクリックします。
e. 「新規レイアウトエレメントを追加」ウィンドウで、ステップ 5 で作成した分類バインド属性を選択し、「OK」をクリックします。
f. ネストされた分類レイアウトの「グループの表示名」を入力します。
g. 部品の情報ページに追加する分類バインド属性ごとに、ステップ a からステップ g までを繰り返します。
h. 「完了」をクリックします。
デモ分類構造の読み込み
新規のサーバーでは、デモ分類をベースとしてそのまま読み込むことも、デモ分類を更新して独自の分類構造を作成することもできます。デモ分類は、サンプル分類としてのみ提供されているため、Windchill PartsLink のインストールの一部として自動的に読み込まれません。デモ分類を読み込むには、次の手順に従います。
1. テキストエディタで次のロードファイルを開きます。
<Windchill>\loadFiles\partslink\demoClf\DemoClassification_nodes.xml
(<Windchill> はインストールされている Windchill ソリューションの場所)
2. <csvcontentRoot> エレメントのファイルパスを、Windchill ソリューションが実際にインストールされているドライブとディレクトリを指すよう更新します。たとえば、Windchill ソリューションが J ドライブの Windchill ディレクトリにインストールされている場合は、
<csvContentRoot handler="com.ptc.core.lwc.server.
TypeDefinitionLoader.getContentRoot">
<csvcontentRoot>J:/Windchill/loadFiles/partslink/demoClf/
attachments/</csvcontentRoot>
<!--TODO: Update above csvContentRoot path before actual load-->
</csvContentRoot>
と指定します。
3. Windchill Installation and Configuration Guide の手順を使用して、以下のファイルを、指定されている順序でロードします。
<Windchill>\loadFiles\partslink\demoClf\DemoClassification_QOM.xml
<Windchill>\loadFiles\partslink\demoClf\DemoClassification_attributes.xml
<Windchill>\loadFiles\partslink\demoClf\DemoClassification_nodes.xml