Windchill サーバーと連動させるためのリモート SQL Server データベースの設定
SQL Server データベースが Windchill コードベースと同じマシンで実行されていない多層システムでは、PSI を使用して Windchill データベースユーザーアカウントをリモートで作成することはできません。Windchill を Windchill マシンにインストールする前に、PSI を SQL Server ホストで実行し、「SQL Server の構成」(「SQL Server の構成」)オプションを選択して、データベースとユーザーを作成する必要があります。
インストールを行う前に、以下の情報を取得している必要があります。
• SQL Server のインストール名。
• デフォルトの SQL Server の管理者ユーザー sa のパスワード。
• Windchill を SQL Server にインストールするために使用されるアカウントのユーザー名とパスワード。別のアプリケーションユーザー (下記を参照) を作成しない場合は、このインストールアカウントが Windchill への接続にも使用されます。
• (オプション) SQL Server で Windchill に接続して実行するためのアカウントのユーザー名とパスワード。これにより、Windchill を実行するために必要なアクセス許可を、データベースを作成するために必要なアクセス許可から切り離すことができるため、セキュリティが強化されます。
SQL Server データベースサーバーで以下の手順を実行します。
2. 言語、概要、およびライセンス契約のウィンドウで適切な設定を入力します。
3. 「ソリューション」のインストールタイプを選択し、「次へ」をクリックします。
4. 「スタンドアロンの製品またはコンポーネント」を選択し、「次へ」をクリックします。
5. 「SQL Server Configuration」を選択します。
◦ 「Windchill データベースとインストールユーザーを作成」を選択します。
◦ 必要に応じて、セキュリティを強化するために、「Windchill データベースアプリケーションユーザーを作成」を選択します。
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これが、SQL Server Configuration Utility のインストーラのパスおよび場所です。選択した場所が、データベースおよびトランザクションログファイルが最初にインストールされる場所になります。オプションで、データファイルおよびトランザクションログファイルについては、ほかの場所を選択できます。SQL Server の本番展開では、最良事例として、トランザクションログとデータファイルをそれぞれ別のディスク (またはストライプ配列の論理ボリューム) に格納するようにしてください。これは、最初のインストールが完了した後のステップで行います。
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「ベースデータの言語」を選択します。詳細については、
言語設定の指定を参照してください。
7. データベースサイズを選択します。詳細については、
データベースサイズの選択を参照してください。以下のサイズが推奨されます。
◦ デモ/テスト用 (1500 MB)
◦ 生産用 (2500 MB)
◦ 大 (5000 MB)
8. データベース設定を入力します。詳細については、
データベース情報の入力を参照してください。初期サイズを設定した後、データベース情報ウィンドウで、インストールされた SQL Server ソフトウェアの場所、sa のパスワード、および Windchill のインストールと接続に使用されるユーザー名とパスワードが正しく設定されていることを確認します。PSI が、プロセスを続行する前に、接続を検証します。
9. ステージング領域を使用する場合は、SQL Server 設定ファイルを Windchill 3rd Party Software CD からステージングディレクトリにコピーします。
10. インストール概要を確認し
「インストール」をクリックします。詳細については、
インストールの概要の確認を参照してください。
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「保存」をクリックすることで、このダイアログ内の情報を将来参照できるよう HTML フォーマットで保存できます。パスワード情報はすべて、HTML ドキュメントにクリアテキストで保存されます。
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これで、Windchill サーバーに Windchill ソリューションをインストールする準備が完了しました。