Administrative Webject
以下の Webject を使用すると、簡単な統計情報の収集や、実行時のサービスプロパティの再読み込みなど、特定の管理タスクを素早く実行できます。
• Get-Statistics
• Reload-Properties
すべての Administrative Webject は、webject タグの ADM type 属性値を使用します。
Get-Statistics
説明
指定されたプロセスに関連する、簡単な統計情報を含んだグループを返します。返されるグループは、次の統計情報を含みます。
• serviceName - サービスの名前。
• serviceType - サービスのタイプ。有効なサービスのタイプはタスクプロセッサまたはアダプタです。
• activeThreads - 実行中のスレッド数。現在のスレッドは含まれません。
• handledRequests - 処理される要求の数。
• averageResponse - 要求に応答するのにかかった平均時間 (ミリ秒単位)。
Administrative Webject の実行要求は、統計に含まれません。
|
この Webject は、プロセス外アダプタやタスクプロセッサなど、ポートを開いているプロセスのみでサポートされます。
|
構文
<ie:webject name="Get-Statistics" type="ADM">
<ie:webject name="INSTANCE" data="instance"/>
</ie:webject>
パラメータ
INSTANCE
この Webject が実行されるプロセスの名前を指定します。プロセス外で実行されているアダプタとタスクプロセッサは、どちらもプロセスです。
このパラメータは必須です。
例
<ie:webject name="Get-Statistics" type="ADM">
<ie:param name="INSTANCE"
data="com.myCompany.myHost.server.taskProcessor"/>
</ie:webject>
Reload-Properties
説明
現在実行中の serviceName または特定の serviceName のいずれかに関連するプロパティを再読み込みします。この Webject は、プロセス外アダプタ、タスクプロセッサ、または JSP ページで実行できます。Webject がローカルの JSP ページ内で実行されると、プロパティは、IeServlet、SoapRPCRouter、または JSP プロパティなどのサーブレット JVM 内で実行されているサービスによって再読み込みされます。
構文
<ie:webject name="Reload-Properties" type="ADM">
<ie:param name="INSTANCE" data="instance"/>
<ie:param name="SERVICE_NAME" data="service_name"/>
</ie:webject>
パラメータ
必須
|
選択
|
オプション
|
|
|
INSTANCE
|
|
|
SERVICE_NAME
|
INSTANCE
この Webject が実行されるプロセスの名前を指定します。プロセス外で実行されているアダプタとタスクプロセッサは、どちらもプロセスです。
このパラメータはオプションです。
SERVICE_NAME
プロパティが再読み込みされるサービスの名前を指定します。このパラメータを省略すると、Webject は、現在実行中のサービスのプロパティを再読み込みします。SERVICE_NAME に指定されている値が、実行中のサービスではない場合、com.infoengine.au.NoSuchServiceException が発生します。
このパラメータはオプションです。