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システムコンフィギュレーションコレクター
サイトの「管理者」グループのメンバーは、「サイト」 > 「ユーティリティ」に移動し、「システムコンフィギュレーションコレクター」をクリックしてシステムコンフィギュレーション情報を収集し、さらに必要であれば、その情報を PTC テクニカルサポートへ送信できます。Windchill のインストール時に作成された管理ユーザー (デフォルトでは wcadmin) は、自動的にサイトの「管理者」グループのメンバーになります。サイト管理者テーブル (「サイト」 > 「管理者」) でその他のユーザーをこのグループに追加できます。
また、wt.util.jmx.AccessUtil.siteAdministrators プロパティで指定されたユーザーは「システムコンフィギュレーションコレクター」ページにアクセスできます。このプロパティの使用方法については、JMX 環境の設定を参照してください。
「システムコンフィギュレーションコレクター」ページの構成は以下のとおりです。
「システム情報を収集」タブ。
「保存したシステム情報を送信」タブ。
システムコンフィギュレーションコレクターディレクトリの現在のサイズを示す行。このディレクトリの詳細およびサイズの管理方法については、システム設定コレクターディレクトリの管理を参照してください。
「システム情報を収集」タブでは、収集する情報を選択します。最初に、「システムコンフィギュレーションコレクターのカテゴリ」テーブルで 1 つ以上のカテゴリを選択します。たとえば、PTC テクニカルサポートのバックグラウンドキューに問題があり、この問題に関連する情報を収集するようサポートエンジニアから依頼されているとします。この場合は、「ワークフローとキュー」カテゴリを選択します。
テーブルで各カテゴリを展開すると、情報収集で使用するプラグインが表示されます。さらに、各プラグインには、そのプラグインで収集できる情報の種類が示されます。たとえば、既成の「ワークフローとキュー」カテゴリには、プロパティファイル、MBean 値、ログファイル、ワークフローレポートなどの関連情報を収集するプラグインが含まれています。
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情報を収集する際、選択できるのはカテゴリだけです。どのプラグインから情報を収集するかは選択できません。どのカテゴリにも必要なプラグインがない場合は、新しいカテゴリを作成するか、自分で作成した既存のカテゴリを編集できます。
その後、「システムコンフィギュレーションコレクターのカテゴリ」テーブルの最上部にある「システム情報を収集」アイコン をクリックして、選択した情報の収集プロセスを開始します。特定のカテゴリの収集プロセスを開始する場合は、カテゴリを選択し、右クリック時に表示される操作メニューで「収集」を選択します。
収集プロセス時には、以下のいずれかを選択します。
情報を収集してローカルに保存した後、それらの情報を即座に送信する。
情報を収集して、ローカルに保存する。
情報の収集のみを選択した場合、収集した情報を後で送信するときは「保存したシステム情報を送信」タブを使用します。情報を送信する前に、その内容を確認し、送信したくない個人情報を削除することができます。
Windchill サーバーから外部サイトへのデータ転送が許可されていない場合は、収集したデータを別のマシンへ移動し、そのマシンからデータを送信します。転送オプションの変更については、システム情報の送信先に関するオプションを参照してください。
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