部品のコピーについて
ある構造から別の構造または同じ構造内の別の場所に部品をコピーする際に、その部品に関連付けられている親子リンクや参照指定子などの情報も新しい場所にコピーできます。部品とともにコピーされる親子リンクの情報の範囲は、サイトレベルのプリファレンス「親子リンク属性のコピーを有効」とそのサブセットのプリファレンスを使用して制御します。「親子リンク属性のコピーを有効」プリファレンスは「部品管理」「親子リンクをコピー」プリファレンスセクションにあります。
トップレベルプリファレンスである「親子リンク属性のコピーを有効」のコンフィギュレーションが、そのサブセットのプリファレンスの設定よりも優先されます。「はい」に設定した場合、親子リンク属性の情報、つまり参照指定子、ソフト属性、代用置換、ビジュアル配置をコピー可能になります。デフォルトで、このプリファレンスは「いいえ」に設定されています。
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部品の参照指定子の値がそのサブアセンブリ内で一意でなければなりません。部品のコピー-貼り付け操作中に、参照指定子の値が同じである部品が新しい場所に存在する場合、参照指定子はコピーされません。そのような場合、新しくコピーされた部品の参照指定子セクションは空のままとなります。参照指定子の値をテキストボックス内に手動で指定する必要があります。
「親子リンク属性のコピーを有効」プリファレンスには次のようなサブセットのプリファレンスがあります。
「親子リンクにすべてのソフト属性をコピー」 - 「はい」に設定した場合、部品に指定されているソフト属性がコピーされます。デフォルトで、このプリファレンスは「いいえ」に設定されています。
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複数値指定属性のコピーは Windchill ではサポートされていません。したがって、「親子リンク属性のコピーを有効」プリファレンスとサブセット「親子リンクにすべてのソフト属性をコピー」「はい」に設定され、いずれかの親子リンク属性に複数の値がある場合、子部品のコピーは失敗します。
「代用置換をコピー」 - 「はい」に設定した場合、部品に関連付けられている代用置換部品がコピーされます。デフォルトで、このプリファレンスは「いいえ」に設定されています。
「ビジュアル配置をコピー」 - 「はい」に設定した場合、部品のビジュアル配置マトリックスがコピーされます。デフォルトで、このプリファレンスは「いいえ」に設定されています。
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