障害のあるオブジェクトおよび障害のあるオブジェクトに依存するオブジェクトの報告
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一般的にメソッドサーバーのログは維持されないので、利便性のため、送信 zip ファイルとともに失敗ログファイルが提供されています。失敗ログに取り込まれたエラーと例外に、機密と見なされる情報、または組織内の特定のユーザーに制限されている情報が含まれている場合があります。
情報の開示を制御するための最良事例として、エクスポートタスクが必ずレプリケーションマネージャなどの特定の役割によってのみ実行されるようにしてください。この場合、ログファイルへのアクセスはレプリケーションマネージャの役割に制限されます。この失敗ログをほかのビジネス役割と共有する場合、引き続き十分な注意を払わなければなりません。
送信に対して障害許容を有効にすると、障害のあるオブジェクトおよびリンクがパッケージに含まれている場合は、「送信」テーブル内の zip アイコンの横にグリフが表示されます。
送信情報ページの「添付資料」テーブルには、障害のあるオブジェクトおよび障害のあるオブジェクトに依存するオブジェクトの詳細を提供する以下のファイルが表示されます。
送信 zip ファイル: 障害のないオブジェクトのデータおよび障害のあるオブジェクトに依存するオブジェクトのデータが含まれています。
CSV ファイル: 障害のあるオブジェクトおよび障害のあるオブジェクトに依存するオブジェクトが表形式で表示されます。オブジェクトごとに表示 ID とオブジェクト ID が、関連するエラーメッセージとともに表示されます。表示される情報については、CSV ファイルを参照してください。CSV ファイルの命名規則は次のとおりです。
Replication Package - <レプリケーションパッケージ番号>, <組織名>, <レプリケーションパッケージバージョン>[ファイル番号] - Faulty Object Report.csv
For example: Replication Package - 000001, Demo Organization, A.0[1] - Faulty Object Report.csv
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障害のあるオブジェクトに依存するオブジェクトは、複数の障害のあるオブジェクトに依存している場合、CSV ファイルで複数回表示されることがあります。
関連付けに VersionReference または MasterReference が含まれている場合、関連付けられているオブジェクトは、プライマリオブジェクトのすべてのバージョンと作業版数に障害がある場合にのみ、障害のあるオブジェクトに依存しているものとしてマークされます。一部のバージョンまたは作業版数に障害がない場合、関連付けられているオブジェクトは障害のあるオブジェクトに依存しているものとしてマークされません。
バッチレベルで特定の操作が実行されるときに、そのバッチ内のいずれかのオブジェクトが障害のあるオブジェクトとして識別されると、バッチ全体が障害のあるものとして報告されます。CSV ファイルで報告されるエクスポートの段階は IX - Prepare export (batch) および IX - Prepare attribute export (batch) です。
特定の失敗の段階については、次のエクスポートの段階は実行されません。したがって、障害のあるすべてのオブジェクトが報告されるとはかぎりません。
EPMVariantLink のジェネリックマスターに障害がある場合、障害許容機能が FamilyTable GenericFamiltyTable InstanceEPMSepFamilyTableEPMContainedIn などを障害のあるオブジェクトに依存するオブジェクトとして識別しないことがあります。ファミリーテーブルは正常にエクスポートされても、ターゲットシステムにインポートされていない可能性があります。
管理ベースラインをエクスポートするときに、FolderingInfo などの一部の属性が障害のあるものとして識別されると、CSV ファイルと失敗ログファイルには FolderingInfo のみのエントリが表示されます。その他の障害のある属性はリストされません。CSV ファイルで報告されるエクスポートの段階は IX - getFolderPath です。
プライマリビジネスオブジェクト (PBO) をエクスポートするときに、View、State などの一部の属性が障害のあるものとして識別されると、CSV ファイルと失敗ログファイルには View の複数のエントリが表示されます。CSV ファイルで報告されるエクスポートの段階は IX- Object metadata export です。
障害のあるオブジェクトとしてリストされているオブジェクトが、後で障害のあるオブジェクトに依存するオブジェクトとして識別されると、それは障害のあるオブジェクトに依存するオブジェクトとして CSV ファイルに再びリストされません。
失敗ログ: 送信パッケージにすでに存在する障害のあるオブジェクトのデータの処理中に発生したエラーと例外がリストされています。圧縮プロセスが失敗した場合は、エラーも表示されます。エラーと例外は、メソッドサーバーのログファイルから抽出されます。
失敗ログの命名規則は次のとおりです。
Replication Package - <replication package number>, <organization name>, <replication package version>[file number] - Failure.log
例: Replication Package - 000001, Demo Organization, A.0[1] - Failure.log
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Windows オペレーティングシステムを使用しているマシンでは、レプリケーションパッケージ番号に <、>、? などの特殊文字が含まれている場合、Failure.log ファイルは生成されません。Linux オペレーティングシステムでは、このファイルが生成されますが、ファイル名のレプリケーションパッケージ番号は部分的に表示されます。
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CSV ファイルおよび失敗ログのサイズ制限は 9 MB です。ファイルがしきい値に達すると、残りのコンテンツを記録するために新規ファイルが作成されます。デフォルトでは、最初のファイル名のファイル番号は 1 と表示されます。2 つ目のファイルが作成されると、ファイル番号は 2 と表示されます。
失敗ログファイルには、FaultyObjectForReplication.csv ファイルへの書き込み中に発生したエラーもリストされます。
新規 zip ファイルが作成されると、失敗ログは上書きされます。
障害許容が無効になっている場合、上記のファイルは生成されません。
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