条件付き規則
条件付き規則を使用して、オプションフィルタでの選択肢の選択プロセス中に必要な動作を制御できます。条件付き規則では IF および THEN ステートメントを使用して、特定のオプション選択肢を含む、有効化する、無効化する、または必須にするタイミングを、ユーザーがオプションフィルタ内で指定した選択肢の選択に基づいて指定します。たとえば、Country = USA の場合は、COLOR = GREEN を無効にします。
* 
条件付き規則の作成と管理はアドバンス機能であり、別個のライセンス資格が必要です。
条件付き規則は、IF と THEN の 2 つの部分で構成されます。IF 部分では、特定の操作をトリガする選択を説明します。IF 部分には、オプション選択肢を指す 1 つ以上のブール式が含まれます。定義式は OR によって結合されます。
* 
条件付き規則は、さまざまなオプションプールに属したオプション選択肢を指すことができます。これは、選択肢が同じオプションプールからのものでなくてはならない「含む」規則、「除外」規則、「有効」規則と異なる点です。
THEN 部分には、IF 定義式が TRUE に評価される場合に一連の選択肢に適用する必要がある操作を記述します。可能な操作は、「無効」、「有効」、「含む」、「必須」、「単一選択が必須」です。
「フィルタを編集」ユーザーインタフェースの「オプション」フィルタタブで選択肢選択基準を指定すると、規則が評価されます。
「新規条件付き規則」ウィンドウ (次の図を参照) を使用して、IF および THEN ステートメントを入力します。
条件付き規則は、オプションプール (グローバル規則) またはオプションセット (ローカル規則) 内に作成できます。条件付き規則は、「オプションプール」または「オプションセット」ページの「条件付き規則」タブで作成、編集、削除できます (次の図を参照)。作成された条件付き規則は、「条件付き規則」テーブルに表示されます。
条件付き規則の効果は、オプションフィルタプロセスの実行中に確認できます。たとえば、条件付き規則に次のロジックが記述されている場合:
Color = Blue および Size = Medium を選択すると、Material = Plastic が自動的に選択されます (次の図を参照)。
条件付き規則を作成するための構文
条件付き規則を入力する場合には、次のガイドラインを考慮してください。
条件付き規則は IF 部分に複数の定義式を含むことができます。ウィンドウの「IF」セクションの各行が 1 つの定義式を表します。OR 演算子は、定義式の行間であることを意味しています。たとえば、2 つの定義式は次の IF ステートメントで結合できます。
[Country = Canada && Language = French] OR [Country = Switzerland && Language = German]
条件付き規則には複数の THEN ステートメントを含むことができます。次に例を示します。
[Country = Canada && Language = French] OR [Country = Switzerland && Language = German] --> Include (Color = Red, Size = Medium) Enable (Speed = Fast)
定義式の検証
システムによって実行される標準の検証に加え、カスタム検証を実行できます。詳細については、定義式の検証を参照してください。
これは役に立ちましたか?