規則の設定
Windchill ソリューションの設定の一環として、以下の操作を実行できます。
• オブジェクト初期化規則で使用できる追加のデフォルト値、制約、および条件付きロジックアルゴリズムを作成する。
• AttrValue 要素を使用して、追加オブジェクトタイプまたはオブジェクト初期化規則の属性にデフォルト値を指定する。
サポートされているタイプおよび属性の使用にリストされていないオブジェクトタイプまたは属性を使用するには、
#ObjRuleCustomRef/AddlTypeAttrPairで説明しているように、追加の設定およびカスタマイズの実行が必要な場合があります。
• AttrConstraint 要素を使用して、オブジェクト初期化規則の追加属性に制約を指定する。
サポートされているタイプおよび属性の使用にリストされていないオブジェクトタイプまたは属性を使用するには、
#ObjRuleCustomRef/AddlTypeAttrPairで説明しているように、追加の設定およびカスタマイズの実行が必要な場合があります。
読み込まれるオブジェクト初期化規則の多くは、ユーザーインタフェースに特定の機能を提供します。読み込まれる規則を修正する場合は、変更による影響を慎重に検討してください。
カスタム規則アルゴリズム
PTC では、カスタムアルゴリズムを作成するため、すべての既成のアルゴリズムが作成されている wt.rule.algorithm.RuleAlgorithm インタフェースを提供しています。このインタフェースを使用してカスタムアルゴリズムを作成する方法の詳細については、このインタフェースに関連付けられている Javadoc を参照してください。
追加のタイプと属性のペア
RuleConfigurableTypeAttribute.properties ファイルには、制約のオブジェクトと属性のペアのリストが含まれています。各プロパティのフォーマットは以下のとおりです。
object_type="list_of_attributes"
ここで、
• object_type は、「タイプおよび属性の管理」ユーティリティで定義されている、オブジェクトタイプの部品名です。
• list_of_attributes には、複数の値をコンマで区切って指定できます。値を指定しなくても構いません。
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属性を指定しない場合、そのオブジェクトタイプで表示制約はサポートされません。
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含める各ローカル属性またはグローバル属性の内部名を使用します。属性の内部名は、「タイプおよび属性の管理」ユーティリティで定義されています。
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カスタマイズする際、 LogicalAttributes.xml の内部名をオーバーライドできます。詳細については、このファイル内のコメントおよび PTC 提供のファイルをカスタマイズするための最良事例の「LogicalAttributes.xml ファイルの管理」セクションを参照してください。
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このファイルにプロパティを新規追加するには、xconfmanager ユーティリティコマンドで - s パラメータを使用します。たとえば、タイプの内部名が myCompany.demoType、属性の内部名が myCompany.demoAttr1 と myCompany.demoAttr2 である新しいオブジェクトタイプを追加するには、windchill シェル内から次のコマンドを 1 行で入力します。
xconfmanager -s myCompany.demoType="myCompany.demoAttr1,myCompany.demoAttr2"
-t codebase/com/ptc/core/rule/server/delegate/init/RuleConfigurableTypeAttribute.properties
-p
このファイルの既存のプロパティに新規属性を追加するには、xconfmanager ユーティリティコマンドで --add パラメータを使用します。たとえば、内部名が description である属性を wt.doc.WTDocument タイプのオブジェクトタイプの既存のプロパティに追加するには、windchill シェル内から次のコマンドを 1 行で入力します。
xconfmanager --add wt.doc.WTDocument="description"
-t codebase/com/ptc/core/rule/server/delegate/init/RuleConfigurableTypeAttribute.properties
-p
規則で指定されるデフォルト値は、オブジェクトの作成に使用するユーザーインタフェースによって属性の値が指定されていない場合にのみ使用されます。ユーザーインタフェースコードが属性の値を未指定にしておくことを許可していない場合は、ユーザーインタフェースをカスタマイズして、値を未指定にしておくことを許可する必要があります。ユーザーインタフェースをカスタマイズしない場合、オブジェクト初期化規則で指定した値は使用されません。この属性の作成に使用されたユーザーインタフェースがなく、属性値が指定されていない場合、デフォルト値が使用されます。
規則で指定されている制約は、ユーザーインタフェースコードが制約を読み込み、制約情報を使用して属性の表示方法を決定する場合に、ユーザーインタフェースでの属性の表示方法にのみ影響を与えます。ユーザーインタフェースが制約を読み込まない、または制約情報を使用して属性の表示方法を決定しない場合は、そのようにユーザーインタフェースをカスタマイズする必要があります。ユーザーインタフェースをカスタマイズしない場合は、オブジェクト初期化規則で指定した制約は、属性の表示に影響を与えません。
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PTC が提供するすべてのユーザーインタフェースは、ローカル属性またはグローバル属性の規則で定義された制約を使用するためにカスタマイズが必要です。カスタマイズする前に、インタフェースについてよく理解し、 PTC 提供のファイルをカスタマイズするための最良事例の "Managing the LogicalAttributes.xml ファイル" セクションに記載されているカスタマイズの最良事例に従ってください。オブジェクト初期化規則を使用してユーザーインタフェースで属性をカスタマイズする方法の詳細については、 属性のカスタマイズを参照してください。
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