PDM チェックアウトの解除
PDM チェックアウトを解除した場合、チェックアウト操作が取り消され、次の操作が実行されます。
• プロジェクト内で作成したオブジェクトのすべての作業版数が削除されます。
• PDM 内の元のオブジェクトが自動的に共有オブジェクトとしてプロジェクトに追加されます (まだプロジェクトで共有されていない場合)。共有オブジェクトで設定されるアドホックアクセス制御規則については、共有オブジェクトに対するアクセス制御の設定を参照してください。
• PDM のオリジナルオブジェクトのロックが解除され、PDM ユーザーがオブジェクトの修正を再開できるようになります。
 |
オブジェクトが複数のプロジェクトにチェックアウトされている場合は、プロジェクトの 1 つで PDM チェックアウトを解除しても、ほかのプロジェクトの代替設計には影響しません。最後の代替設計で PDM チェックアウトを解除するまで、PDM ではソースオブジェクトのロック状態が続きます。
|
• プロジェクトで定義されているすべての関連付けが除去されます。
たとえば、PDM チェックアウトドキュメントで作業しているときに、プロジェクトメンバーはそのドキュメントを PDM チェックアウト部品と関連付けます。ドキュメントの PDM チェックアウトを解除すると、その部品との関連付けは失われます。
ただし、オブジェクトをプロジェクトにチェックアウトする前に PDM で定義された関連付けは影響を受けません。関連付けられたオブジェクトの PDM チェックアウトを解除した後も、ソースオブジェクトとプロジェクトの PDM チェックアウトオブジェクトの関連付けは影響を受けません。
プロジェクトからのオブジェクトの除去の詳細については、プロジェクトまたは共有オブジェクトの削除および共有オブジェクトの除去を参照してください。
|
|
• PDM チェックアウトを解除できるのは、最初にオブジェクトをチェックアウトしたユーザーと管理アクセス許可のあるユーザーのみです。詳細については、アクセス許可と有効なオブジェクトタイプを参照してください。
• オブジェクトがユーザーによってプロジェクトからチェックアウトされている場合、PDM チェックアウトを解除することはできません。そのユーザーが先にオブジェクトをチェックインする必要があります。
• オブジェクトがワークスペースに追加されている場合、PDM チェックアウトを解除することはできません。先にワークスペースからオブジェクトを除去する必要があります。ワークスペース内のオブジェクトの操作については、以下のトピックを参照してください。
|
PDM チェックアウトの解除は、次のどの場所からでも実行できます。
をクリックします。• プロジェクトの「フォルダコンテンツ」テーブルで、オブジェクトを選択し、 > の順に選択します。
• オブジェクトの情報ページで、 > の順に選択します。