レコードシステム
Windchill ESI は、ビジネスオブジェクトが企業全体に拡張されたことを認識します。異なる企業間で使用するビジネスオブジェクトでは、システム全体で共有できる属性と特定のシステムに固有の属性をサポートしています。
これまでの ERP システムのオブジェクトには、PDM システムよりも多くの属性が含まれています。以下の表は、いくつかの部品属性と、その中で PDM システムにある属性と、ERP システムにある属性を示します。Windchill PDMLink と配布ターゲット間で共有されるすべてのビジネスオブジェクトと属性のレコードシステムは、Windchill ESI のすべての実装において一貫性のある手動プロセスによって明確に定義し、管理する必要があります。
レコードシステムの原則
部品オブジェクトの属性
Windchill PDMLink (10)
ERP (100)
部品番号
X
Default Unit of Measure
X
部品タイプ
X
Start Effectivity Date
X
部品名
X
バージョン
X
ソース
X
Costing Enabled
X
Customer Ordered Item
X
Invoice Enabled
X
MRP Planning Method
X
その他
X
どのアプリケーションが、各オブジェクトタイプおよびすべての関連付けられたオブジェクト属性のレコードシステムなのかを理解することが重要です。Windchill ESI では、以下の表に示すように、サポートする標準オブジェクト用にベースラインとなるレコードシステムが用意されています。
レコードシステムのベースライン概念
オブジェクト/オブジェクト情報
レコードシステム
Windchill PDMLink/EAI ソフトウェアコンポーネント
最初は Windchill PDMLink、オブジェクトのパブリッシング後は配布ターゲットに制御が移行
Distribution Target
部品
Windchill PDMLink で作成された部品オブジェクト
X
Windchill ESI (Windchill PDMLink および EAI ソフトウェアコンポーネント) で作成された部品属性
X
配布ターゲットで作成された部品属性
X
部品バージョン/リビジョン
X
日付エフェクティビティ
X
配布ターゲットで作成された部品オブジェクト
X
部品表 (BOM)
X
Windchill PDMLink で作成された BOM 属性
X
配布ターゲットで作成された BOM 属性
X
BOM バージョン/リビジョン
X
BOM オブジェクトのバージョン/リビジョン (たとえば、コンポーネント部品のもの)
X
日付エフェクティビティ
X
変更通知 (CN)
Windchill PDMLink で作成された変更通知属性
X
配布ターゲットで作成された変更通知属性
X
BOM と関連付けられているシリアル/ロットエフェクティビティ
X
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