Enterprise Systems Integration 管理ベースライン
部品、プロセス計画、リソース、または EPM ドキュメント構造のパブリッシング時に、ESI 管理ベースラインを作成するように Windchill ESI を設定できます。また、ベースラインを作成する対象である個別のオブジェクトが、ESI 応答内のほかのベースラインオブジェクトを含む場合にも、これらのベースラインを作成できます。ESI ユーザーは、これらのベースラインを使用してパブリッシングされたオブジェクトを追跡できます。トランザクションに含まれる配布ターゲットごとに、別個のベースラインが作成されます。
ベースライン名は、次のフィールドをアンダースコア (_) 文字で区切って連結することによって作成されます。
• トランザクション番号
• 配布ターゲット番号
• 関連オブジェクトのオブジェクト番号 (存在する場合)
ベースラインの「説明」フィールドには、オブジェクト ID、リビジョンラベル、作業版数番号、BOM タイプと代替 BOM 番号、CAGE コードなど、対象となるオブジェクトのアイデンティティに関連した完全な情報が含まれます。
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配布ターゲット番号を変更する場合に、既存のベースラインの名前は自動的に更新されません。
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ベースラインは、Windchill ESI 内で次の基準に基づいて作成されます。
• 未変更のマークが付けられた子オブジェクトは、ERP システム内で最終的な構造を使用可能にするために、ベースラインに含まれます。
• 削除済みのマークが付けられた子オブジェクトは、ベースラインに含まれません。構造に対する変更が 1 つ以上の子オブジェクトの削除のみである場合は、パブリッシング時に残りの未変更の子オブジェクトに対するベースラインが作成されます。
• 複数の関連した BOM がパブリッシングされる場合は、BOM ごとに別個のベースラインが作成されます。
• トランザクションが失敗した場合は、直近に正常に作成されたベースラインが再使用されます。
Enterprise Systems Integration 管理ベースラインの設定
部品、プロセス計画、リソース、または EPM ドキュメント構造のパブリッシング時に、ESI 管理ベースラインを作成するように Windchill ESI を設定できます。また、ベースラインを作成する対象である個別のオブジェクトが、ESI 応答内のほかのベースラインオブジェクトを含む場合にも、これらのベースラインを作成できます。デフォルトフォルダのベースラインの作成を有効にするには (「サイト」または「組織」のレベル)、次の手順で行います。
1. 次のいずれかのオプションを使用して「プリファレンス管理」ユーティリティを開きます。
◦ > > をクリックします。
◦ > > をクリックします。
2. > を選択します。
3. 次のようにして、オブジェクトのベースラインを作成するか、ベースライン用のフォルダを指定します。
◦ ベースラインを作成する対象のオブジェクトを指定します。
1. 「指定したオブジェクトにベースラインを作成」をクリックします。
2. プリファレンスを設定して、ベースラインを作成する対象のオブジェクトを指定します。
◦ サイトまたは組織のレベルでベースラインを作成するフォルダを指定します (オプション)。
1. 「ベースラインが作成されるフォルダ」をクリックします。
2. プリファレンスを設定して、サイトまたは組織のレベルでベースラインを作成するフォルダの場所を指定します。