EXPRESS スキーマジェネレータ
EXPRESS は STEP がデータ交換のための情報モデルを定義するために使用するモデリング言語です。STEP ベースのデータ交換をサポートするには、Windchill によって、ビジネスオブジェクトに対して EXPRESS スキーマ固有の定義を提供する必要があります。
Windchill オブジェクトモデルは DTD スキーマによって表されるので、EXPRESS スキーマモデルで同じ変換を行う必要があります。このために、EXPRESS スキーマジェネレータツールが開発されました。生成された EXPRESS スキーマは、後続の STEP ベースのデータ変換に使用できます。
コマンドの使用法
特定のリリースの DTD に対して、DTD から *.exp ファイル (EXPRESS スキーマファイル) への変換のために、次のコマンドを実行できます。
java wt.stepdex.schemagenerator.GenerateExpressSchema <Windchill> <DTD file name> <Output directory>
ここで、
WT_HOME : Windchill ホーム。
DTD file name: DTD ファイルの名前。このファイルは <Windchill>/loadXMLFiles に配置する必要があります。
Output directory: オプション。デフォルト値は、DTD file name が存在するディレクトリです。
たとえば、リリース固有の Windchill EXPRESS スキーマは、次のコマンドを使用して生成できます。$> java wt.stepdex.schemagenerator.GenerateExpressSchema /user/windchill standardx24.dtd
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