Java メソッド
Java メソッドを呼び出す機能により、レポート作成が容易になりました。Java メソッドは常にメソッドサーバーで開始されるため、コンフィギュレーションファイルで指定した、これらの安全な Java メソッドのみをレポート内で開始することができます。デフォルトで、コンフィギュレーションファイルは
<Windchill>\conf\queryBuilderMethods.xml
にあります。ここで、<Windchill>Windchill ソリューションのインストール場所です。
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wt.properties にある wt.query.qml.allowedMethodsXMLFile プロパティを設定して、デフォルトのコンフィギュレーションファイルをオーバーライドできます。
次の属性が、コンフィギュレーションファイルの Java メソッドの指定に使用されます。
class - メソッドを含むパッケージとクラス。この属性は必須です。
name - メソッドの名前。この属性は必須です。
static - メソッドが静的なメソッドかどうかを示します。この属性はオプションであり、指定しない場合の値は false となります。
コンフィギュレーションファイルで Java メソッドを指定するためのフォーマット例を以下に示します。
<methods>
<method class="java.lang.Object" name="toString"/>
<method class="java.lang.Object" name="getClass"/>
<method class="example.HelloWorld" name="example" static="true"/>
</methods>
新しい Java メソッドを追加するには、次の例に示すようにコンフィギュレーションファイルに新しい method 要素を追加します。コンフィギュレーションファイルから Java メソッドを除去するには、method 要素を削除して、作成中のレポートで Java メソッドを使用できないようにします。
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プリミティブデータ型には null 値が格納されないので、クラスで Java メソッドを作成しているときには、引数のデータ型が Primitive Datatypes ではなく Wrapper クラスであることを確認してください。たとえば、boolean の代わりに Boolean を使用し、int の代わりに Integer or Number を使用します。
新しい Java メソッドを追加した後で、「照会ビルダーメンテナンスダッシュボード」から「アプリケーションデータを読み込み」操作を使用します。この操作によって新規 Java メソッドがロードされ、「照会ビルダー」で使用可能になります。詳細については、照会ビルダーメンテナンスダッシュボードを参照してください。
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