ワークスペースでの「トップレベルのオブジェクト」リストの使用
Windchill のワークスペーステーブルに多数のオブジェクトが表示されて、大きなアセンブリの親オブジェクトを特定しにくい場合があります。"トップレベルのオブジェクト" リストビューを使用すると、子オブジェクトをフィルタで除外して、トップレベルのアセンブリと単一の部品オブジェクトのみをワークスペーステーブルに表示できます。
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ワークスペーステーブルに手動で列を追加して、"トップレベル" であるオブジェクトを明確化することもできます。
主要なオブジェクトリストと同様に、トップレベルのオブジェクトリストの目的は、非常に大きなデータセットを操作しているとき、ワークスペースに表示されるオブジェクトの数を減らすことにあります。この結果、ワークスペース再表示のパフォーマンスも向上します。
トップレベルと見なされるオブジェクト
トップレベルオブジェクトとは、ワークスペース内にメンバーのリンクがない CAD ドキュメントです。オブジェクトが少なくとも 1 つの親によって使用されている場合、ワークスペーステーブルの表示対象から除外されます。トップレベルオブジェクトには以下の CAD ドキュメントタイプが含まれますが、これらがすべてではありません。
アセンブリ
単一部品
図面ファイル
プロセスファイル
解析ファイル
製造モデル
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トップレベルオブジェクトのリストは、すべての Windchill Workgroup Manager 埋め込みブラウザおよび Windchill スタンドアロンブラウザでサポートされます。
トップレベルのオブジェクトリストの選択
ワークスペースの「トップレベルのオブジェクト」リストをその場で選択するには、次の手順に従います。
1. ワークスペースのウィンドウで、「オブジェクトリスト」の下向き矢印をクリックします。
上の図に示すように、「ビューを選択」メニューが表示されます。
2. 「トップレベルオブジェクトのリストとして」オプションを選択します。
ワークスペーステーブルにフィルタが適用され、トップレベルのオブジェクトのみが表示されるようになります。
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「トップレベルのオブジェクト」リストのフィルタは設定が持続するので、ワークスペースからいったん離れて戻ってくると前回のビューの選択が保持されています。
ワークスペースで「リストとして」「トップレベルオブジェクトのリストとして」でビューの選択を変更すると、「ワークスペース」 > 「ワークスペースの表示」プリファレンスの設定値も、「すべてのオブジェクト」から「トップレベルのオブジェクト」にそれぞれ変更されます。
このプリファレンスによって、Creo の「ファイル」 > 「開く」およびWindchill Workgroup Manager「Windchill から開く」ブラウザに適用されるデフォルトビューの選択も制御されます。
「トップレベルのオブジェクト」リストに関連するワークスペースプリファレンスおよびその他のワークスペース再表示パフォーマンス機能の設定については、ワークスペース再表示パフォーマンスオプションの設定を参照してください。
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