アドバンスモードでの収集
「アドバンス」モードでのオブジェクトコレクションでは、コレクション規則を指定して関連オブジェクトを探すことができます。「アドバンス」モードを使用する場合、収集されたオブジェクトはテーブルに表示されます。オブジェクトがいったんテーブルに取り込まれると、そのオブジェクトは以降のコレクションのルートオブジェクトになります。
多くの操作ではどちらか 1 つのコレクションモードだけが使用されますが、一部の操作ではタブビューが表示され、モードを切り替えることができます。「基本」モードから「アドバンス」モードに切り替えた場合、最初に選択したオブジェクトは、「規則」モードで指定したコレクション規則に基づいて収集されたオブジェクトとともに表示されます。
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「基本」タブと「アドバンス」タブが両方とも表示されている場合は、基本モードからアドバンスモードに切り替えることができます。ただし、コンフィギュレーションまたは規則の基準を変更した場合は、データが失われる可能性があります。1 つ以上の規則を変更し、アドバンスモードから基本モードに移動しても、データが失われる可能性があります。表示されたウィンドウで、「基本」モードへの移動を確認、または操作をキャンセルできます。
コレクターツールバーをカスタマイズして、コンフィギュレーション可能リンクに関連付けられているオブジェクトを収集できます。詳細については、カスタマイズしたコンフィギュレーション可能リンクコレクションを参照してください。
通常は、その操作で最初に選択したオブジェクトのコンフィギュレーションが使用されます。「現在の設定」フィールドのすぐ下にあるコントロールを使用して、オブジェクト (通常は構造) にフィルタを適用できます。以下の表でそれらのコントロールについて説明します。
コントロール
説明
(フィルタプロパティ)
「フィルタプロパティ」ウィンドウが開き、タイプや詳細をはじめとする現在の依存処理が表示されます。
(フィルタを編集)
「フィルタを編集」ウィンドウが開き、選択した構造に適用するフィルタを編集できます。
詳細については、Windchill ヘルプセンターの「構造フィルタの編集」のトピックを参照してください。
コレクターテーブルでは、以下の操作を実行できます。
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実行する操作によっては、以下の表に示す操作オプションの一部しか表示されない場合があります。実行する操作によっては、「ファイル」「編集」などの別のメニューがメニューバーに表示され、その他の操作固有の選択を行うことができます。実行する操作によっては、追加の操作がコレクターテーブルのツールバーに表示される可能性があります。
操作
説明
コンフィギュレーション
コレクションのコンフィギュレーションオプションを選択します (例: 「コンフィギュレーション」 > 「依存」 > 「すべて」)。現在選択されているコンフィギュレーションオプションが、オブジェクトのテーブルの上にある「現在の設定」フィールドに表示されます。
依存を追加
含まれる依存のタイプを指定します。最初に選択したオブジェクトタイプに応じて、「すべて」「必須」、または「なし」を選択できます。
「依存を追加」操作は、テーブルの「コンフィギュレーション」メニューから使用できます。
「詳細収集」アイコンをクリックして「詳細追加」ウィンドウを開き、特定の追加オブジェクトタイプ (ソースおよび派生 CAD ドキュメントなど) を収集できます。
「部品を追加」アイコンをクリックすると、選択したオブジェクトに関連付けられた部品を収集できます。
「図面を追加」アイコンをクリックすると、選択した部品または CAD ドキュメントに関連付けられたすべての図面を収集できます。
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この操作は、ほかのタイプのドキュメントには適用されません。
「ファミリーを追加」アイコンをクリックすると、選択したジェネリックまたはインスタンスに関連したすべてのファミリーテーブルオブジェクトを収集できます。
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この操作は、CAD ドキュメントに対してのみ適用されます。
「ジェネリックを追加」アイコンをクリックして、選択したインスタンスに関連付けられたジェネリックを収集します。
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この操作は、CAD ドキュメントに対してのみ適用されます。
「CAD/ダイナミックドキュメントを追加」アイコンをクリックすると、選択した部品に関連付けられたすべての CAD またはダイナミックドキュメントを収集できます。
「関連エンタープライズデータオブジェクトを収集」アイコンをクリックすると、選択した部品の共通エンタープライズデータとビュー特有のエンタープライズデータを収集できます。
「関連機能データオブジェクトを収集」アイコンをクリックすると、選択したビュー特有のエンタープライズデータオブジェクトまたは部品のプラント特有の機能データを収集できます。
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この操作は「関連するプラント特有の機能データオブジェクトを含める」プリファレンスで「すべて」または「初期選択のみ」オプションが選択されている場合にのみ有効になります。このプリファレンスは次の場所で使用できます。
「ベースラインに追加」 > 「コレクター」
「操作」 > 「状態を設定」 > 「コレクター」
「改訂」 > 「コレクター」
「プロモーションプロセス」 > 「コレクター」
「変更管理」 > 「コレクター」 > 「「変更適用オブジェクト」コレクター」
「変更管理」 > 「コレクター」 > 「「結果オブジェクト」コレクター」
「追加」アイコンをクリックすると、選択したオブジェクトに関連付けられたすべてのドキュメントを収集できます。
「影響を受けるデータを追加」アイコンをクリックすると、選択した変更管理オブジェクトに関連した影響を受けるすべてのデータを収集できます。これは、問題レポート、分析作業、変更リクエスト、変更アクティビティなど、影響を受けるデータのある変更管理オブジェクトのみに適用します。
「変更管理オブジェクトを追加」アイコンをクリックしてウィンドウを開き、収集する変更管理オブジェクトのタイプを選択します。詳細については、表示されるウィンドウのヘルプを参照してください。
「注記を追加」アイコンをクリックすると、選択したオブジェクトに関連付けられたすべての注記を収集できます。
「関連プロセス計画を収集」アイコンをクリックすると、選択した部品バージョンに関連付けられたプロセス計画の最新バージョンを収集できます。
「仕様メンバーを追加」アイコンをクリックすると、選択したオブジェクトに関連付けられたすべての仕様メンバーを収集できます。
「上流リンクオブジェクトを追加」アイコンをクリックすると、選択したオブジェクトに関連付けられたすべての上流リンクオブジェクトを収集できます。
「下流リンクオブジェクトを追加」アイコンをクリックすると、選択したオブジェクトに関連付けられたすべての下流リンクオブジェクトを収集できます。
このアイコンをクリックすると、選択したオブジェクトをテーブルから除去できます。
このアイコンをクリックすると、選択したオブジェクトをコレクションに含めることができます。
このアイコンをクリックすると、選択したオブジェクトをコレクションから除外できます。
このアイコンをクリックすると、最初に選択したオブジェクトにコレクションをリセットできます。コレクションをリセットすると、追加で収集されたすべてのオブジェクトがテーブル全体から除去されます。
この操作を選択すると、収集されたすべてのデータが失われることを説明する警告メッセージが表示されます。
別のコンテキストのオブジェクトを無視
このチェックボックスは、特定のコレクション処理のコレクションテーブルの下に表示されます。これをオンにすると、シードオブジェクトのコンテキストにあるオブジェクトのみが収集されます。
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このチェックボックスの値を変更すると、すべてのデータが失われることを説明するウィンドウが表示されます。このウィンドウで、再収集を確認またはキャンセルできます。
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部品、図面、および CAD ドキュメントの各アイコンは、すべてのコレクションテーブルに表示されます。その他のアイコンは、実行中の操作に応じて表示されます。
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「コレクション規則」列は、テーブルにオブジェクトが表示された理由 (規則) の特定に役立つことがあります。オブジェクトに適用される規則が 1 つの場合、その規則が表示されます。適用される規則が複数ある場合 (たとえば、オブジェクトが操作に対して初期選択され、別の初期選択オブジェクトの依存に対しても選択された場合)、「複数の規則」が表示されます。「複数の規則」列に表示されたテキストにカーソルを合わせるとツールヒントが表示され、その行のオブジェクトに適用可能な規則がリストされます。
「テーブル表示オプション」ボタン をクリックして、行のチェックボックスがオンになっているオブジェクトのみの表示を選択できます。
「アドバンス」モードを使用してコレクションプロセスを完了するには、「OK」をクリックして操作をコミットします。あるいは、実行している操作を継続する場合は「次へ」をクリックします。
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トランザクションを実行するオブジェクトセットにトランザクション完了の妨げとなる問題がある場合、「イベント管理」ユーティリティが開き、トランザクションのステータスが報告されます。「イベント管理」ページと「コンフリクト管理」ページを使用して、オーバーライド可能なコンフリクトを解決し、操作を再試行してください。
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