PDM イベントに関連するコンフリクト
「チェックイン」や「チェックアウト」などの PDM イベントによってデータベースにコンフリクトが生じた場合、これを解決する必要があります。イベント管理では、Creo Schematics または Windchill セッションで生成されたログメッセージに対して確認と対処を行うことができます。イベントマネージャには以下の方法でアクセスできます。
• Creo Schematics の Windchill リボンで、「イベント管理」 
アイコンを選択します。
アイコンを選択します。 | Creo Schematics からは、プライマリサーバーとのトランザクションに関する情報のみが示されます。Creo Schematics のメッセージ領域では、グラフィックのステータスインジケータによりステータス情報が提供されます。 |
• ワークスペースで、ワークスペース操作ドロップダウンリストの「イベント管理」を選択します。
• Windchill ページ上部のバナーで、「イベント管理」リンクを選択します。
• Windchill Workgroup Manager のステータスバーで「コンソールステータス」アイコンを選択します。
• Windchill Workgroup Manager で、 > の順に選択します。
• Windchill で、 > > の順に選択します。
「イベント管理」ページでは、指定されたサーバーの PDM イベントが「イベント」テーブルに古いものから順にリストされます。イベントの「操作」列をクリックすると、特定のイベントの詳細情報にアクセスできます。また、「操作」列に表示されたアイコンをクリックすると、「コンフリクト管理」ページにアクセスしてコンフリクトを表示または解決することができます。
「イベント管理」で使用されるイベントタイプアイコンを、次の表に示します。
アイコン | 説明 |
|---|---|
 | オーバーライド可能なタイプのコンフリクト |
 | オーバーライド不可能なタイプのコンフリクト (失敗) |
 | 警告 |
 | 進行中 |
 | 保留中 |
 | 再試行済み |
 | 保留 |
以下の表に「操作」列に表示される可能性のある操作のアイコンを示します。
アイコン | 説明 |
|---|---|
 | イベント情報を表示します。 |
 | 警告やコンフリクトを表示します。 |
 | コンフリクトを解決 |
「イベント情報」ページにアクセスするには、「イベント管理」ページから、「イベントリスト」内の「操作」列にある「情報」アイコン をクリックするか、イベント名のハイパーリンクを選択します。「イベント情報」ページには、特定のイベントのために処理されたオブジェクトが表示されます。ページの上部には、「イベントリスト」に戻るハイパーリンクがあります。ハイパーリンクの下にはイベントタイトルがあります。イベントタイトルの横には「削除」操作のアイコンがあり、警告やコンフリクトが発生した場合は、イベントのタイプに応じて次のいずれかの操作が表示されます。
をクリックするか、イベント名のハイパーリンクを選択します。「イベント情報」ページには、特定のイベントのために処理されたオブジェクトが表示されます。ページの上部には、「イベントリスト」に戻るハイパーリンクがあります。ハイパーリンクの下にはイベントタイトルがあります。イベントタイトルの横には「削除」操作のアイコンがあり、警告やコンフリクトが発生した場合は、イベントのタイプに応じて次のいずれかの操作が表示されます。• 「警告を表示」 - イベントタイプが警告である場合
- イベントタイプが警告である場合• 「コンフリクトを表示」 - イベントタイプがオーバーライド不可のコンフリクトの場合
- イベントタイプがオーバーライド不可のコンフリクトの場合• 「コンフリクトを解決」 - イベントタイプがオーバーライド可能なコンフリクトである場合
- イベントタイプがオーバーライド可能なコンフリクトである場合イベントタイトルの真下の領域には、以下のようなイベント属性のリストが表示されます。
• 「イベント名」-- イベントの名前です。
• 「ワークスペース」-- イベントが開始されたワークスペースが表示されます。
• 「ステータス」-- イベントが完了した場合は、イベントのステータスが表示されます。イベントが進行中の場合は、イベントの完了までの進捗状況を示すインジケータが表示されます。
• 「開始日」-- イベントが開始された日付と時刻が表示されます。
• 「終了日」-- イベントが完了した日付と時刻が表示されます。
• 「経過時間」-- イベントの完了までにかかった合計時間が表示されます。
属性領域の下には、イベントの「変更適用オブジェクト」のリストが表示されます。
「コンフリクト管理」を使用すると、データベースイベントから発生するコンフリクトを簡単に表示でき、効率よく解決できます。「コンフリクト管理」ユーティリティにアクセスするには、「イベント管理」ユーティリティまたは「イベント情報」ページで、「コンフリクトを表示」アイコン または「コンフリクトを解決」アイコン をクリックします。
または「コンフリクトを解決」アイコン をクリックします。イベント中にコンフリクトが発生したオブジェクトは、「コンフリクト」テーブルにリストされます。このテーブルにはデフォルトで、次の表で説明する列があります。
列 | 説明 | ||
|---|---|---|---|
(選択) | 行を選択または選択解除するためのチェックボックス。ヘッダーのチェックボックスをクリックすると、すべての行が選択または選択解除されます。 | ||
(コンフリクトのタイプ) | コンフリクトのタイプを識別するアイコンが表示されます。 | ||
名前 | 該当する場合は、変更適用オブジェクトの名前が表示されます。 | ||
再試行オプション | デフォルトが表示されるか、または現在コンフリクトにユーザー選択の再試行オプションが適用されている場合はそのオプションが表示されます。 | ||
説明 | コンフリクトの説明が表示されます。
| ||
番号 | 該当する場合は、変更適用オブジェクトの番号が表示されます。 | ||
ファイル名 | 該当する場合は、変更適用オブジェクトのファイル名が表示されます。 |
| | 「コンフリクト」テーブルの「現在のビュー」をカスタマイズできますが、このテーブルに (行) フィルタを設定することはできません。詳細については、「ビューリストをカスタマイズ」ページのヘルプを参照してください。このページは、「現在のビュー」ドロップダウンリストから「カスタマイズ」を選択すると表示されます。 |
「コンフリクト」テーブルのリボンには、選択したすべてのコンフリクトに共通の「再試行オプション」がリストされたドロップダウンメニューがあります。
オーバーライド可能なコンフリクトを解決するには、次の手順を実行します。
1. オーバーライド可能なコンフリクトを含んでいる行を 1 行以上選択します。
2. テーブルリボンの「再試行オプション」ドロップダウンリストでオプションを選択します。
3. 「設定」を選択します。「コンフリクト」テーブルが再表示され、選択した行の「再試行オプション」コラムに新しい値が表示されます。
4. 「再試行」を選択します。操作が再試行され、「イベントリスト」に新しいエントリが作成されます。オリジナルイベントのステータスは「再試行済み」に変わります。「コンフリクト管理」でのオリジナルイベントへのアクセス権は読み取り専用になります。