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PDM イベントに関連するコンフリクト
PDM イベントによって Windchill データベースとのコンフリクトが発生する可能性があり、それを解決する必要があります。「イベント管理」ウィンドウでは、オーサリングアプリケーションまたは Windchill セッションで生成されたログメッセージを確認し、問題に対処できます。イベントマネージャには以下の方法でアクセスできます。
• Windchill ページ上部のバナーで、「イベント管理」リンクを選択します。
• Windchill で、「ホーム」 > 「ユーティリティ」 > 「イベント管理」の順に選択します。
• CATIA 3DEXPERIENCE で、「Windchill」操作バーにある を選択します。
* 
オーサリングアプリケーションからは、プライマリサーバーとのトランザクションに関する情報のみが提供されます。オーサリングアプリケーションのメッセージ領域では、グラフィックのステータスインジケータによりステータス情報が提供されます。
• ワークスペースで、ワークスペース操作リストの「イベント管理」を選択します。
• Windchill Workgroup Manager で、ステータスバーの「コンソールステータス」アイコンを選択します。
• Windchill Workgroup Manager で、「ツール」 > 「イベント管理」の順に選択します。
「イベント管理」ユーティリティウィンドウでは、指定されたサーバーの PDM イベントが「イベント」テーブルに古いものから順にリストされます。イベントの「操作」列をクリックすると、特定のイベントの詳細情報にアクセスできます。また、「操作」列に表示されたアイコンをクリックすると、「コンフリクト管理」ウィンドウにアクセスしてコンフリクトを表示したり解決したりできます。
次の図は、「イベント管理」ページに表示される警告を示しています。
次の表に、「イベント管理」ユーティリティで使用されるアイコンとその説明を示します。
「イベント管理」のアイコン
アイコン
説明
オーバーライド可能なタイプのコンフリクト
オーバーライド不可能なタイプのコンフリクト (失敗)
警告
進行中
保留中
再試行済み
保留
以下の表で、「操作」列からアクセス可能な操作のアイコンについて説明します。
「操作」列のアイコン
アイコン
説明
イベント情報を表示します。
警告やコンフリクトを表示します。
コンフリクトを解決
「イベント情報」ページにアクセスするには、「イベントリスト」に表示されているイベントの「操作」列の情報アイコン をクリックするか、イベント名のハイパーリンクを選択します。「イベント情報」ページには、特定のイベントのために処理されたオブジェクトが表示されます。ページの上部には、「イベントリスト」に戻るハイパーリンクがあります。ハイパーリンクの下にはイベントタイトルがあります。イベントタイトルの横には「削除」操作のアイコンがあり、警告やコンフリクトが発生した場合は、イベントのタイプに応じて次のいずれかの操作になります。
• 「警告を表示」-- イベントタイプが警告である場合
• 「コンフリクトを表示」-- イベントタイプがオーバーライド不可のコンフリクトの場合
• 「コンフリクトを解決」-- イベントタイプがオーバーライド可能なコンフリクトである場合
以下の図では、アップロード操作が警告付きで成功したことを示す「イベント情報」ページが表示されています。警告を表示するには、「コンフリクトを表示」アイコンを選択します。
イベントタイトルの真下の領域には、イベント属性のリストが表示されます。
• 「イベント名」-- イベントの名前
• 「ワークスペース」-- イベントが開始されたワークスペースが表示されます。
• 「ステータス」-- イベントが完了した場合は、イベントのステータスが表示されます。イベントが進行中の場合は、イベントの完了までの進捗状況を示すプログレスバーが表示されます。
• 「開始日」-- イベントが開始された日付と時刻が表示されます。
• 「終了日」-- イベントが完了した日付と時刻が表示されます。
• 「経過時間」-- イベントの完了までにかかった合計時間が表示されます。
属性領域の下には、イベントの「変更適用オブジェクト」のリストが表示されます。
「コンフリクト管理」ユーティリティを使用すると、データベースイベントから発生するコンフリクトを簡単に表示でき、効率よく解決できます。「コンフリクト管理」ユーティリティにアクセスするには、「イベント管理」または「イベント情報」ページで、「コンフリクトを表示」アイコンまたは「コンフリクトを解決」アイコン をクリックします。
以下の図に、「コンフリクト管理」ユーティリティを示します。
イベント中に発生した 1 つ以上のコンフリクトに関連するオブジェクトが「コンフリクト」テーブルにリストされます。以下の表で、デフォルトの列について説明します。
「コンフリクト」テーブルの列
列
説明
(選択)
行を選択または選択解除するためのチェックボックス。ヘッダーのチェックボックスをクリックすると、すべての行が選択または選択解除されます。
(コンフリクトのタイプ)
コンフリクトのタイプを識別するアイコンが表示されます。
名前
該当する場合は、変更適用オブジェクトの名前が表示されます。
「再試行オプション」
デフォルトが表示されるか、または現在コンフリクトにユーザー選択の再試行オプションが適用されている場合はそのオプションが表示されます。
説明
コンフリクトの説明が表示されます。
* 
説明が列の文字数制限を超えた場合は、切り捨てられた説明の末尾に、省略記号 (...) に続けて「下記のフルテキストを参照...」と表示されます。このリンクをクリックすると、「コンフリクト」テーブルの下の「説明」フィールドに全テキストが表示されます。
番号
該当する場合は、変更適用オブジェクトの番号が表示されます。
ファイル名
該当する場合は、変更適用オブジェクトのファイル名が表示されます。
* 
「コンフリクト」テーブルのビューをカスタマイズできます。ただし、(行) フィルタの設定はこのテーブルでは許可されていません。詳細については、「ビューリストをカスタマイズ」ページのヘルプを参照してください。このページは、「現在のビュー」リストから「カスタマイズ」を選択すると表示されます。
「コンフリクト」テーブルのツールバーには、選択したすべてのコンフリクトに共通の「再試行オプション」がリストされたメニューがあります。
オーバーライド可能なコンフリクトを解決するには、次の手順を実行します。
1. オーバーライド可能なコンフリクトを含んでいる行を 1 行以上選択します。
2. テーブルツールバーの「再試行オプション」リストでオプションを選択します。
3. 「設定」を選択します。
「コンフリクト」テーブルが再表示され、選択した行の「再試行オプション」列に新しい値が表示されます。
4. 「再試行」を選択します。
操作が再試行され、「イベントリスト」に新しいエントリが作成されます。元のイベントのステータスが「再試行済み」に変わります。
* 
コンフリクト管理のオリジナルイベントへのアクセス権は読み取り専用になります。
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