その他のアプリケーションとの統合 > Windchill Workgroup Manager のマニュアル > CATIA V5 > ユーザー > CATIA V5 の PDM 操作 > ワークスペースにインポート
ワークスペースにインポート
この操作により、オブジェクトをアクティブなワークスペースにインポートできます。たとえば、CAD ドキュメントとすべての依存ファイルをインポートできます。「ワークスペースにインポート」操作は、Windchill Workgroup Manager 埋め込みブラウザからのみ使用できます。これは CATIA V5 では使用できません。また、これは、キャッシュにアクセスできるアクティブなワークスペースからのみ使用できます。アクティブでないワークスペースからのオブジェクトのインポートはサポートされていません。
* 
以前のバージョンの Windchill Workgroup Manager からエクスポートされた CAD ドキュメントをインポートした場合、プリファレンス update.metadata.on.load の値にかかわらず、これらの CAD ドキュメントのメタデータが更新されます。
「ワークスペースにインポート」ウィザードには 2 つのステップがあります。
1. インポートするファイルを選択
2. オプションを指定
次のステップに進むには「次へ」をクリックします。前のステップに戻るには「戻る」をクリックするか、前に完了したステップに対応する番号をクリックします。
インポートするファイルを選択
アクティブなワークスペースにインポートするオブジェクトを選択するには、次の手順に従います。
1. Windchill Workgroup Manager から、「ツール」 > 「ワークスペースにインポート」 を選択します。
「ワークスペースにインポート」ウィンドウが開き、最初のステップ「インポートするファイルを選択」が表示されます。
2. 「ターゲットワークスペース」フィールドは、インポートが呼び出され、インポートされたオブジェクトが配置されるアクティブなワークスペースを示します。
3. 「依存を追加」フィールドでは、選択したオブジェクトと一緒に収集する依存オブジェクトの規則を、「すべて」(デフォルト) または「なし」のいずれかに設定します。
4. 「オブジェクトを追加」アイコン をクリックして、ローカルファイルシステムからインポートするオブジェクトに移動します。オブジェクトを選択したら、「開く」をクリックし、それを「ファイル」テーブルに追加します。「ファイル」テーブルには、インポートのために収集したファイルがリストされます。以下の表では、このテーブルについて説明します。
列
説明
(すべての行を選択)
チェックボックスを使用してツールバー操作を適用する行を選択します。一番上にあるチェックボックスで、すべての行の選択と選択解除を切り替えます。
(オブジェクトタイプインジケータ)
オブジェクトタイプアイコンが表示されます。
ファイル名
オブジェクトのファイル名が表示されます。
サイズ
オブジェクトのファイルサイズが表示されます。
最終修正日
ファイルを最後に修正した日付と時刻が表示されます。
ファイルパス
インポートするファイルのディレクトリパスが表示されます。
5. オブジェクトを選択し、オブジェクトの除去アイコン をクリックして、テーブルからオブジェクトを除去することもできます。
6. 「次へ」をクリックして「オプションを指定」ステップに進むか、「完了」をクリックしてオプションを指定せずにインポートを開始します。
オプションを指定
インポートの 2 番目のステップで使用できるオプションは、ターゲットワークスペースまたはコモンスペースでのオブジェクトのコンフリクトの解決に役立ちます。インポートのオプションを指定するには、以下の手順に従います。
1. 「オプションを指定」ページでは、最初のステップで選択したオブジェクトが「オブジェクトリスト」テーブルに表示されます。以下の表では、このテーブルについて説明します。
列
説明
(すべての行を選択)
チェックボックスを使用してツールバー操作を適用する行を選択します。一番上にあるチェックボックスで、すべての行の選択と選択解除を切り替えます。
(ワークスペースコンテンツのステータス)
(アクティブなワークスペースのみ) オブジェクトのローカルワークスペースのステータスアイコンが表示されます (該当する場合)。
(操作のステータス)
オブジェクトがチェックアウトするように設定されているかどうかを示します。
(一般ステータス)
オブジェクト一般ステータスアイコンが表示されます (該当する場合)。
(ステータスメッセージ)
ステータスメッセージアイコンおよびテキストメッセージがツールチップに表示されます (該当する場合)。
(オブジェクトタイプインジケータ)
オブジェクトタイプアイコンが表示されます。
ファイル名
オブジェクトのファイル名が表示されます。
サイズ
オブジェクトのファイルサイズが表示されます。
最終修正日
オブジェクトを最後に修正した日付と時刻が表示されます。
場所
オブジェクトの保存場所を表示します。
ファイルパス
インポートするファイルのディレクトリパスが表示されます。
2. 「ビュー」メニューで、「オブジェクトリスト」テーブルについて以下の代替ビューを選択できます。
◦ 「ファミリーインスタンスを除くすべて」
◦ すべて
◦ 「コンフリクトがあるものすべて」
3. 収集したオブジェクトのセットは、オブジェクトを選択し、以下の表の説明に従ってツールバーコントロールを使用することにより、さらに修正することができます。
コントロールアイコン
操作
選択したオブジェクトのデータベース場所を選択するための、「場所を設定」ウィンドウを表示します。
インポートしたオブジェクトを新規オブジェクトとして追加します。
インポートしたオブジェクトを修正済みオブジェクトとして追加します。
選択したオブジェクトをインポートする代わりに、同じ名前を持つ既存のワークスペースまたはコモンスペースオブジェクトを再使用します。
インポート時に選択したオブジェクトをチェックアウトします。
インポート時に選択したオブジェクトを改訂します (Windchill Workgroup Manager for CATIA V5 のみ)。
選択したオブジェクトをインポートから除外します。同じオブジェクトを選択したまま再度クリックすると、オブジェクトが再度含められます。
4. 「リセット」アイコン をクリックすると、「オブジェクトリスト」が初期状態にリセットされます。
5. 「戻る」をクリックすると、「インポートするファイルを選択」のステップにいつでも戻ることができます。
6. 「完了」をクリックして、収集したオブジェクトのインポートをコミットします。インポートしたオブジェクトがターゲットワークスペースに表示されます。
これは役に立ちましたか?