CATIA V5 設計テーブルの管理
設計テーブルは、スプレッドシートと比較できます。CATIA V5 では、設計テーブルを使用して、部品またはアセンブリの複数のバリエーションを作成します。部品またはアセンブリはジェネリックですが、設計テーブルは複数のプライマリコンテンツとしてチェックインされます。設計テーブルは、ワークスペースローカルディレクトリ内の部品と同じディレクトリに配置されます。
「名前を付けて保存」または「名前を変更」が実行されているファミリーテーブルは、添付資料と同じサブディレクトリに保存されるようになりました。ジェネリック部品およびその設計テーブルと同じサブディレクトリには保存されません。
設計テーブルは Microsoft Excel スプレッドシートを使用するかテキストファイルとして作成されます。各行はインスタンスを表し、各列は可変パラメータを表します。Windchill では、設計テーブルが関連付けられている CATIA V5 モデルファイルはジェネリック CAD ドキュメントと呼ばれます。
ファミリーテーブルは、CATIA V5 モデルファイルを Windchill の設計テーブルに関連付ける際のオブジェクトのファミリーであり、次のオブジェクトで構成されます。
ジェネリック - 設計テーブルを使用してインスタンス (ジェネリックのバリエーション) を作成する際に基盤として使用する部品またはアセンブリ。ジェネリック部品と設計テーブルは、どちらもジェネリック CAD ドキュメントのプライマリコンテンツです。
インスタンス - 設計テーブルを使用して定義されるジェネリックのバリエーション。インスタンスは設計テーブルの行に対応しています。Windchill では、インスタンスはインスタンス CAD ドキュメントとして表されます。
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