Windchill MPMLink 対応リンクのプリファレンスの更新
一般に、対応リンクが表示されるには、対応リンク内の該当するコンテキスト参照と、該当するフィルタのビューが一致している必要があります。対応リンクには、下流コンテキスト参照と上流コンテキスト参照が含まれています。この 2 つの参照が対応している必要があります。適用中のフィルタで指定されているビューの参照を使用して、対応リンク内の該当するコンテキスト参照と比較することにより、リンクがこの状況に該当するかどうか、つまり表示できるかどうかが特定されます。次に例を示します。
対応リンクが上流ツリーの下流対応テーブルに表示されるには、このテーブルで、対応リンクの下流コンテキスト参照が現在の下流フィルタのビューと一致している必要があります。下流部品の作業版数が下流フィルタを使用して検証され、まだ有効である場合は、オブジェクトを表示できます。
対応リンクが下流ツリーの上流対応テーブルに表示されるには、このテーブルで、対応リンクの上流コンテキスト参照が現在の上流フィルタのビューと一致している必要があります。上流部品の作業版数が上流フィルタを使用して検証され、まだ有効である場合は、オブジェクトを表示できます。
ただし、この動作は、「プリファレンス管理」ユーティリティを使用して、プリファレンス「アソシエティビティ」 > 「リンクされたすべての作業版数を表示」を変更することで修正できます。次のオプションを使用できます。
「いいえ」: デフォルト設定。指定したフィルタ基準に一致している対応オブジェクトの作業版数のみが表示されます。
「はい」: 指定したフィルタにかかわらず、オブジェクトのすべての作業版数が表示されます。
「各ブランチの最新のリビジョンのみ」: 指定したフィルタ基準に一致した、各ブランチのオブジェクトの作業版数適用済み最新バージョンが表示されます。
Windchill MPMLink の以前のリリースでは、このプリファレンスで使用できるオプションは「はい」「いいえ」でした。これらの古いオプションを含んでいるリリースから Windchill MPMLink を更新する場合、これらのオプションを使用して作成された対応リンクのすべてのインスタンスがデータベースで正しく表示されない可能性があります。この問題を修正するには、次の SQL コマンドを実行します。
update PreferenceInstance set value ='0' where ida3a4 in (select ida2a2 from PreferenceDefinition where name='Associativity.DisplayAllLinkedIterations') and value='true'
update PreferenceInstance set value ='2' where ida3a4 in (select ida2a2 from PreferenceDefinition where name='Associativity.DisplayAllLinkedIterations') and value='false'
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