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翻訳パッケージのファイルコンテンツの検証
翻訳済みの ZIP を Windchill にインポートする前に、ファイルのコンテンツが検証され、コンテンツの形式が適切であるかどうかがチェックされます。ファイルに不良コンテンツが含まれている場合、翻訳パッケージのインポートプロセスは失敗し、エラーが発生します。ファイルのコンテンツが不良であると判定されるのは、エレメントの開始タグまたは終了タグが欠落しているか、エレメントが不適切な形で入れ子になっている場合です。この検証はプロパティ com.ptc.tml.preparation.validateIncomingContent によって制御されます。このプロパティは、xconfmanager ユーティリティを使用して wt.properties ファイル内で設定できます。デフォルトでは true に設定されており、翻訳の ZIP に含まれているすべての XLIFF ファイルおよび XML ファイルについて、コンテンツの検証を実行できます。このプロパティを false に設定した場合は、インポートプロセスでチェックが実行されず、不適切または不良なファイルがインポートされる可能性があります。
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コンテンツの検証では、ファイルヘッダー、DTD、XML スキーマのコンテンツは対象になりません。
エラーの通知
エラーの詳細は、インポートフォルダに生成される error.log ファイルで通知されます。このログファイルには、検証が失敗したファイルのリストおよび失敗の理由が記述されています。このエラーログファイルに記述されている情報を利用すると、ファイルを修正して不良コンテンツを修正できます。また、検証が原因となってインポートに失敗した翻訳の ZIP は、「外部インポートフォルダ」にそのまま残されていますが、translation_package.importing というフォーマットで名前が変更され、識別しやすくなっています。エラーを修正した後、翻訳パッケージの名前を .zip というフォーマットで変更して、翻訳パッケージを再インポートできるようにする必要があります。