翻訳コンテンツテーブル
「翻訳コンテンツ」テーブルでは、ソースオブジェクトに関連する翻訳を表示できます。デフォルトでは、結果がリクエストされるまでテーブルには何も表示されません。「翻訳コンテンツ」には、情報構造、パブリッシング構造、ダイナミックドキュメントについての情報が表示されます。
Creo/Illustrate のソースイラストレーションファイル (.c3di) が情報構造、パブリッシング構造、またはダイナミックドキュメントによって参照されているとき、翻訳パッケージに含まれる .c3di の翻訳可能文字列を保持しているのは、XLIFF ドキュメントです。したがって、XLIFF ドキュメントはソースイラストレーションファイル (.c3di) 自体ではなくこのテーブルに表示されます。
「翻訳コンテンツ」テーブルでは、次のオプションを使用できます。基準を選択して、「結果」ボタンをクリックします。
• 「すべてのコンテンツタイプ」 - 使用可能なドキュメントのタイプのリストから選択するか、デフォルトのままにしてすべてのタイプのコンテンツを返します。
• 「すべてのソース言語」 - 使用可能なソース言語のリストから選択するか、デフォルトのままにして使用可能なすべての言語を返します。
サービス構造の場合、ソース言語は「オーサリング言語」から抽出されますが、「言語の組み合わせ」プリファレンスでも設定する必要があります。
ダイナミックドキュメントの場合、ソース言語のリストにはコンテンツの PTC_DD_LANGUAGE 属性の値が使用されます。
• 「すべてのターゲット言語」 - 使用可能なターゲット言語のリストから選択するか、デフォルトのままにして使用可能なすべての言語を返します。
サービス構造とダイナミックドキュメントのどちらの場合も、ターゲット言語のリストには、その製品またはライブラリに設定されている「言語の組み合わせ」プリファレンスの値からターゲット言語が表示されます。
• 「すべての翻訳ステータス」 - 使用可能な翻訳ステータスオプションのリストから選択します。
◦ 「翻訳中」 - 翻訳パッケージはエクスポートされていますが、まだインポートされていません。
◦ 「リクエストなし」 - 翻訳パッケージがリクエストされていません。
◦ 「翻訳済み」 - 翻訳プロセスが完了し、すべての翻訳パッケージがインポートされています。
◦ 「リクエスト済み」 - 翻訳パッケージがリクエストされていますが、すべての翻訳ドキュメントが承認されるまでキューに保持されています。
◦ 「リクエストなし-新規翻訳が必要です」 - 翻訳プロセスは完了しましたが、翻訳プロセス後にソースドキュメントに作業版数が適用されました。
◦ 「翻訳済み-辞書にない」 - 翻訳プロセスは完了しましたが、翻訳済みのコンテンツが辞書にまだ追加されていません。このステータスが適用されるのは、Windchill Service Information Manager 構造または部品リストから生成される XLIFF ドキュメントの場合のみです。
◦ 「翻訳済み-ビューデータにない」 - 翻訳プロセスは完了しましたが、翻訳済み文字列が PVZ ビューデータにまだパブリッシングされていません。このステータスが適用されるのは、Creo Illustrate (C3DI) ファイルから生成される XLIFF ドキュメントの場合のみです。
• 「翻訳にフィルタを適用」 - サービス構造で設定されているフィルタ基準を翻訳ドキュメントに適用するには、このチェックボックスを使用します。これは翻訳ドキュメントをベースラインに含め、ベースラインに含まれている翻訳の特定のバージョンを使用する場合に便利です。このチェックボックスの選択は現在の構造にのみ適用され、そのセッションで有効となります。このチェックボックスのデフォルト設定は wt.properties ファイルのプロパティ com.ptc.tml.applyFilterForTranslations によって制御されます。このプロパティはデフォルトでは true に設定されており、フィルタ基準が翻訳ドキュメントに適用されます。このプロパティで指定されている値は、「翻訳コンテンツ」テーブルと「翻訳ダッシュボード」テーブル両方のチェックボックス設定に適用されます。
「翻訳コンテンツ」の結果テーブルには、次のような列が表示されます。
結果テーブルのオプション
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説明
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ソース名
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翻訳対象のソースドキュメントの名前を表します。
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ソースバージョン
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翻訳対象のソースドキュメントのバージョンを表します。
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ソース言語
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ソースドキュメントで選択されているソース言語を表します。
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ソース状態
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ソースドキュメントの現在の状態を表します。
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翻訳名
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翻訳済みドキュメントの名前を表します。
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ターゲット言語
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翻訳パッケージで選択されているターゲット言語を表します。
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翻訳バージョン
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パッケージに含まれている翻訳のバージョンを表します。
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翻訳ステータス
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翻訳パッケージの現在のステータスを表します。
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翻訳状態
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翻訳パッケージの現在の状態を表します。
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パッケージ ID
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作成されたパッケージの名前を表します。
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コレクション ID
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保留中の翻訳コレクションの名前を表します。
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結果をファイルにエクスポートするには、「操作」メニューで「リストをファイルにエクスポート」を選択します。使用可能なオプションのリストで、ファイル出力のタイプを選択します。選択を確認するダイアログボックスが表示されます。「開く」または「保存」を選択し、「OK」をクリックします。
wt.properties ファイルで以下のプロパティを設定することで、パフォーマンスを改善し、大規模なパブリッシング構造における翻訳の表示を柔軟にします。
• com.ptc.tml.translationTable.numberOfThreads - 生成するスレッドの数を指定します。デフォルト値は CPU コアの数です。最大値は 10 です。
• com.ptc.tml.translationTable.batchSize - 各スレッドに割り当てるバッチサイズ (データのチャンク) を指定します。デフォルト値は 512 です。
コンフィギュレーションプロセスの詳細については、
翻訳のコンフィギュレーションプロセスを参照してください。