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Service Worker およびパブリッシング
情報構造、パブリッシング構造、および部品リストから WVS パブリッシングジョブを処理するために、Windchill Service Information Manager Worker (SIS Worker とも呼ばれます) を設定する必要があります。
概要
Windchill でインストールされる SIS Worker を設定する必要があります。この Worker はパブリッシングリクエストを処理し、Windchill Service Information Manager および Arbortext Publishing Engine 間のパブリッシング構造および部品リストに応答します。
SIS Worker を設定する前に、次の作業を行う必要があります。
Arbortext Publishing Engine ソフトウェアおよびライセンスのインストールと設定このソフトウェアは、Windchill とは別個に購入およびインストールします。
wvssis.properties ファイルにリンクしている Arbortext Publishing Engine の URL の取得
Windchill PDMLink の WVS のセットアップ
WVS 設定を完了させるための手順
1. SIS Worker を設定します。
2. 「設定ウィザード」を使用して Worker Agent を設定します。
3. Worker Agent、SIS Worker、および Arbortext Publishing Engine がすべて正しく通信していることを確認します。
ディレクトリ名の規則:
<Windchill-パス> - Windchill インストールディレクトリ。
SISWorker-パス - Worker 設定ファイル (SISWorkerstart.bat および wvssis.properties) を保存するディレクトリ。
UNIX システムでは、SIS Worker スクリプト SISWorkerstart.sh を代わりに使用します。
複数の Arbortext Publishing Engine システムで複数の SIS Worker を実行する必要があるサイトの場合は、複数の SIS Worker の設定も参照してください。
CAD Worker の設定
プロパティファイルでは、SIS Worker 設定および SIS Worker を実行するバッチファイルを指定します。これらの設定ファイルを、インストール済み Worker ファイルの上書きを防止するために作成した新しいディレクトリに格納します。
1. Windchill サーバー上に SISWorker-パス ディレクトリ (たとえば、C:\PTC\SISWorker) を作成します。
2. <Windchill-パス>\codebase\com\ptc\arbortext\windchill\worker で、ファイル SISWorkerstart.batlog4j.properties、および wvssis.properties を検索します。
3. これらのファイルを、作成した SISWorker-パス ディレクトリにコピーします。このファイルは移動や編集を行わないでください。
4. テキストエディタを使用して、SISWorker-パス\SISWorkerstart.bat を開きます。バッチファイルには次の設定が含まれます。
set WORKER_DIR=C:\PTC\SISWorker
set DEBUG="-D"
set PORT="5600"
set HOST=server-host-name //do not use localhost
set TYPE="SIS"
set CMDCLASS="com.ptc.arbortext.windchill.worker.SISWorker"
cd "%WORKER_DIR%"
5. 設定を決定します。
WORKER_DIR を、SISWorkerstart.bat および wvssis.properties をコピーした場所に設定します。
DEBUG="-D" はデバッグ用に予約されています。変更しないでください。
PORT="5600" を、Worker Agent が通信するポート値に設定します。この値は agent.ini ファイルの [agent] セクションにあるport値と一致している必要があり、デフォルトではこちらも 5600 に設定されています。
HOST= を、Worker Agent を実行している Windchill サーバーのホスト名に設定します。サーバー名を指定する必要があります。localhost は使用しないでください。
TYPE="SIS" はデフォルトです。変更しないでください。
CMDCLASS="com.ptc.arbortext.windchill.worker.SISWorker" はデフォルトです。変更しないでください。
LOG4J=-Dlog4j.debug -Dlog4j.configurationFile= file:%WORKER_DIR%\log4j.properties は、SISWorker でロガーを定義するコンフィギュレーションファイルです。log4j2 コンフィギュレーションを使用する追加のロガーを有効にするには、Windows 環境の場合、上記のエントリを SISWorkerstart.bat ファイルに追加します。UNIX 環境の場合、以下のエントリを SISWorkerstart.sh ファイルに追加します。
LOG4J="-Dlog4j.debug -Dlog4j.configuration=file:$WORKER_DIR/log4j.properties"
6. 変更内容を保存し、SISWorkerstart.bat を閉じます。
7. Windchill ホームディレクトリ内で、テキストエディタを使用して site.xconf ファイルを開きます。site.xconf ファイルに次のプロパティを追加します。
<Property name="worker.exe.whitelist.prefixes"
targetFile="codebase/WEB-INF/conf/wvs.properties"
value="SISWorker パス"/>
Arbortext Publishing Engineを検索するための WAS の設定
Arbortext Publishing Engine サーバーのプロパティファイルは、WVS が検索できるように設定する必要があります。
1. wvssis.properties を開きます。プロパティファイルには、sim.server の設定が含まれます。
sim.server=http://@pe_host@:@pe_port@/e3/servlet/e3
2. HTTP リクエストを受信する Arbortext Publishing Engine が設定されているサーバーホスト名およびポート番号を入力します。
次の規則に従って Arbortext Publishing Engine サーバーの URL を設定します。
sim.server=http://pe_ホスト:pe_ポート/e3/servlet/e3
例:
sim.server=http://pe_server:8080/e3/servlet/e3
3. 変更内容を保存し、wvssis.properties を閉じます。
Worker Agent の設定
Worker Agent に対して SIS Worker を設定するには、サイトで Worker 設定ウィザードを使用します。詳細については、Worker Agentのセクションを参照し、次のガイドラインに従ってください。
1. 「ユーティリティ」で、「Worker Agent 管理」を選択し、「設定」リンクをクリックします。
2. 「Worker 設定ウィザード」で、「Worker を追加」をクリックします。
3. 「ホスト」として Windchill サーバーの名前を入力します。
「データタイプ」として「SIS」を選択します。
「次へ」をクリックします。
4. 「Worker の場所」Windchill サーバーに設定されていることを確認してください。
「次へ」をクリックします。
5. 「Worker 実行コマンド」画面で、「コマンドを実行」に対して SISWorker-path\SISWorkerstart.bat へのパスを指定します。
「最大インスタンス」の数は、WVS 用の Arbortext Publishing Engine サブプロセスプールに対して設定された maxSubprocesses の値と一致している必要があります。プールおよび maxSubprocesses の詳細については、Configuring Arbortext Publishing Engine のドキュメンテーションを参照してください。
「自動開始」チェックボックスをオンにします。「次へ」をクリックします。
6. 「Worker サマリー情報」画面で、設定が正しく指定されていることを確認します。設定が正しい場合は「適用」をクリックして、最初の「Worker 設定」画面に戻ります。
7. 「ファイルを保存」> 「Worker Agent を再読み込み」をクリックします。