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オブジェクトのエクスポートとインポートに必要なアクセス許可
アクセス制御リスト (ACL) は、エクスポートとインポートの両方の操作に適用されます。エクスポートまたはインポートの操作で、権限を持たないオブジェクト操作が指定された場合、トランザクション全体が失敗します。
たとえば、オブジェクトタイプに対する改訂権限を持たないユーザーが「新規バージョンとしてインポート」操作を使用して ACL による制御を無効にすることはできません。したがって、WTPart の新規バージョンをインポートする場合のアクセス制御規則には、改訂アクセス許可が含まれます。
別の例として、再利用可能属性をインポートする場合のアクセス制御規則には、管理者以外のユーザーがインポートできるようにするため、FloatDefinition、BooleanDefinition、IntegerDefinition、RatioDefinition、StringDefinition、URLDefinition などの特定のタイプが含まれます。
管理者としてログオンし、管理者以外のユーザーの Windchill エクスポートおよびインポート操作に対する以下のアクセス制御規則を設定する必要があります。
以下の表の規則は、ユーザーのニーズを満たす設定の一例です。管理者以外のユーザーが示された操作を実行するために必要な最小アクセス許可を表すものではありません。
エクスポートのアクセス制御規則
管理者として WTPart、WTDocument、EPMDocument、およびフォルダを作成し、それらを管理者以外のユーザーとしてエクスポートします。
WTPart のエクスポート規則
ドメイン
コンテキスト
タイプ
状態
参加者
アクセス許可の付与
システム
サイト
ビュー
すべて
管理者以外のユーザー
フルコントロール (すべて)
インポートのアクセス制御規則
管理者として WTPart、WTDocument、EPMDocument、およびフォルダを作成し、それらを管理者以外のユーザーとしてインポートします。
WTPart のインポート規則
ドメイン
コンテキスト
タイプ
状態
参加者
アクセス許可の付与
システム
サイト
ビュー
すべて
管理者以外のユーザー
読み取り、修正、作成