必須およびオプションの依存

Windchill Workgroup Manager では、必須とオプションという 2 種類の依存関係に明示的な意味が割り当てられます。必須には以下の 2 つの意味があります。

• 依存は、Windchill のオブジェクト間の一連の相関関係を完全に定義するために必要です。

オプションは、SOLIDWORKS 内のオブジェクトを正しく読み込むのに依存が必要ないことを意味します。たとえば、抑制されたコンポーネントはアセンブリ内ではオプションです (一般的に、アセンブリのオプションのメンバーのみが抑制されたコンポーネントになります)。ただし、コンポーネントがレジュームされた場合は、必須の依存になります。

依存が必須またはオプションのどちらになるかは、Windchill から読み込まれるコンフィギュレーションによって異なります。また、読み込むオブジェクトのリストから必須のアセンブリメンバーを除去することは不可能であることに注意してください。ただし、必須のメンバーを除去した場合、読み込みを完了するには SOLIDWORKS セッションでユーザーの介入が必要になることがあります。

たとえば、SOLIDWORKS のアセンブリとして p.sldasm があるとします。作業版数 A.1 では、1.sldprt、2.sldprt、および 3.sldprt のコンポーネントが含まれています。これらの 3 つのコンポーネントはすべて必須と見なされています。

p.sldasm の作業版数 A.2 では、3.sldprt が抑制されています。コンポーネント 1.sldprt および 2.sldprt は必須と見なされています。コンポーネント 3.sldprt はオプションと見なされています。

CAD アプリケーションによって、関連オブジェクトを読み込むかどうかの選択肢が与えられた場合、これらはオプションの依存になります。

たとえば、2.sldprt を使用して 1.sldprt で機能を作成して保存した場合、1.sldprt を開いたときに 2.sldprt も開くかどうかの選択が与えられます。2.sldprt を開くかどうかはユーザーが選択できるので、これは 1.sldprt のオプションの依存になります。