Windchill サーバー上で CAD ドキュメントに対して作業版数が適用された場合、ワークスペース内のコピーは古くなります。「更新」コマンドを使用して、ワークスペース内のオブジェクト情報を Windchill サーバー内の情報によって更新できます。ワークスペースに仕様変更を適用した後も更新コマンドを使用する必要があります。更新により、プライマリワークスペースのセッション内のオブジェクトのバージョンを、ワークスペースのコンフィギュレーション仕様に合わせることができます。「更新」は常に一方向に機能し、サーバー側からワークスペースのセッション内にあるものが置き換えられます。

たとえば、ワークスペースのコンフィギュレーション仕様が「最新」であり、オブジェクトのバージョン A.2 がワークスペースに追加されたとします。その間に、別のユーザーによってこのオブジェクトがチェックアウトされ、バージョン A.3 (最新) がワークスペースにチェックインされています。(ワークスペースプリファレンスで、この操作に使用するデフォルトを設定できます)。

Autodesk Inventor でオブジェクトを更新するには、Autodesk Inventor で「Windchill」 > 「アクティブモデルを更新」の順にクリックするか「Windchill」 > 「すべてのモデルを更新」の順にクリックします。あるいは、Windchill Workgroup Manager クライアントでオブジェクトを選択し、「ファイル」 > 「更新」の順にクリックします。