アクティブなワークスペース

PDM 操作のためにサーバーで選択されたワークスペース。

BOM (部品表)

製品またはアセンブリを構築するのに必要なすべての部品とその数量のリストです。Windchill では、BOM は通常、エフェクティビティを基準にして製品構造から生成できるレポートのことです。

CAD アプリケーション

電気関係設計者、および機械設計者が、モデル、図面、仕様、部品リスト、およびその他の設計関連要素を準備する際に使用するソフトウェアプログラム。

CAD ドキュメント

CAD データを含む、リビジョン制御されたライフサイクル管理 Windchill オブジェクト。

チェックイン

オブジェクトをサーバー上の保護された場所に配置すること。オブジェクトを Windchill にチェックインすると、ほかのユーザーが変更を確認したり、そのオブジェクトをチェックアウトしたりできます。

チェックアウト

コモンスペースにオブジェクトを予約し、チェックアウトを行ったユーザーだけが修正できるようにします。

チェックアウトおよびダウンロード

コモンスペースにオブジェクトを予約し、チェックアウトを行ったユーザーだけが修正できるようにします。この操作を実行すると、オブジェクトもユーザーのアクティブワークスペースにダウンロードされます。

コモンスペース

Windchill サーバー上で、ユーザーおよび適切な権限を持つその他のユーザーがチェックアウトできるオブジェクトがある共有領域。コモンスペースには、製品、プロジェクト、ライブラリなどを含めることができます。

コンフィギュレーション仕様

製品構造の各ノードに表示する部品バージョンを特定するために使用されるフィルタ。

コンテキスト

部品やドキュメントなどのオブジェクトがデータベースに保管されている場所。Windchill PDMLink では、コンテキストは製品またはライブラリで表すことができます。Windchill ProjectLink では、コンテキストがプロジェクトです。両方のソリューションをインストールすると、3 つのコンテキストがすべて使用可能になります。

ダウンロード

サーバーからワークスペースにデータをコピーする操作。

ダイナミックドキュメント

ダイナミックドキュメントは、Creo Illustrate や Arbortext IsoDraw で作成されたイラストレーションなどのアプリケーション形式の情報を含む、リビジョンで制御されるライフサイクル管理オブジェクトです。

ダイナミックドキュメントには次のような機能があります。

エフェクティビティ

旧バージョンの部品が生産中の新バージョンの部品に置き換えられる際の予定日、ロット番号、およびシリアル番号。

ファミリー

同様の CAD モデルのファミリーのメンバーを意味します。インスタンスも参照してください。

「お気に入り」ナビゲータ

お気に入りのリンクのリストをブラウズおよび管理できる Windchill Workgroup Manager クライアント内のパネル。

「フォルダ」ナビゲータ

サーバーとワークスペースをブラウズおよびナビゲートし、CAD ドキュメントを管理することができる Windchill Workgroup Manager クライアント内のパネル。

ジェネリック

同じオブジェクトファミリーに属するバリエーション (ジェネリックのインスタンス) を作成する基礎として使用されるモデル。

「履歴」ナビゲータ

ブラウズ履歴を確認できる Windchill Workgroup Manager クライアント内のパネル。

最初に選択

操作を開始する前に選択されたオブジェクト。

分離不可能

分解できないアセンブリコンポーネント。2 つのコンポーネントが一緒に溶接されているアセンブリなどです。

インスタンス (またはファミリーテーブルインスタンス)

オブジェクトのファミリーに属するジェネリックモデルのバリエーション。

作業版数

同じリビジョン内での (部品やドキュメントなどの) オブジェクトに対する増分変更。新しい作業版数は、オブジェクトをチェックインするたびに作成されます。たとえばオブジェクトを 2 度目にチェックインすると、その作業版数は A.1 から A.2 に変わります。"A" はリビジョンで、"2" は新しい作業版数を意味します。

モデル化属性

モデル化属性には、ビジネスオブジェクトのタイプを示す Java クラスのフィールド、およびそのタイプのデータベーステーブルのコラムが関連付けられています。この属性は、常に Rational Rose モデルで表されます。モデル化された属性はハード属性のサブセットで、Windchill 開発中に PTC により定義されます。また、モデル化された属性は Windchill をカスタマイズすることで作成できます。

「パラメータ」(または「CAD パラメータ」)

CAD アプリケーション固有の CAD パラメータで、サイトの CAD アプリケーションユーザーまたは CAD 管理者が定義できます。CAD パラメータは属性と似ています。注記: 一部の CAD アプリケーションでは、パラメータはプロパティと呼ばれています。

部品

識別番号が付いた Windchill ビジネスオブジェクトで、製造された製品の物理的コンポーネントまたはアセンブリを表します。CAD アプリケーションで作成される CAD 部品 (モデルファイル) と間違えないようにしてください。

プライマリアクティブワークスペース

PDM 操作のデフォルトのワークスペースとしてユーザーが指定したプライマリサーバー上のワークスペース。

改訂

オブジェクトの新しいリビジョンを作成し、大きな設計変更を表す操作。たとえば、大きな設計変更の後、オブジェクトが A.3 から B.1 に変更されたとします。リビジョンでは、設計の以降の作業版数に使用する新しいブランチ (この例では "B") が作成されます。

「サーチ」ナビゲータ

Windchill で CAD ドキュメントのサーチを行い、保存できる Windchill Workgroup Manager クライアント内のパネル。

分離可能

組み立てた後で分解することが可能な CAD 部品のこと。たとえば、ボルト連結した 2 つのコンポーネントなどです。

サブタイプ

親タイプの Java クラスとデータベーステーブルを使用するビジネスオブジェクト。一部のサブタイプは、Windchill の開発中に PTC によって定義されたもので、インストールされた Windchill ソリューションに含まれています。ただし、ほとんどのサブタイプは「タイプおよび属性の管理」ウィンドウを使用してサイト管理者または組織管理者が作成および定義します。

システム属性

Windchill で CAD ファイルを管理するために提供される必須属性。CAD オブジェクトを Windchill で管理すると、必要なシステム属性のセットが CAD オブジェクトの Windchill からプッシュされ、CAD オブジェクトと一緒に保存されます。システム属性は、CAD ツールの Windchill モデル化属性を表します。

更新

ワークスペースのオブジェクトデータを Windchill サーバーからのデータで更新すること。たとえば、ダウンロードした (チェックアウトしていない) オブジェクトをワークスペースで使用した場合、そのオブジェクトがコモンスペースで変更されると、期限切れになることがあります。また、ワークスペースのデータがワークスペースのコンフィギュレーション仕様に準拠するようにする場合にも「更新」を使用します。

アップロード

サーバー上のワークスペースにデータを転送すること。アップロードしてもデータがサーバーに対してチェックインされるわけではなく、ほかのユーザーがアクセスすることもできません。

ワークスペースキャッシュ

特定のワークスペースに含まれるオブジェクト (コンテンツ、属性、システム情報、チェックイン済み、またはチェックアウト済み) のローカルリポジトリ。

ワークスペースローカルディレクトリ

Windchill で管理される CAD データが保存される、ハードドライブ上のワークスペースキャッシュのエクステンション。