チェックアウトの解除
これは、選択した CAD オブジェクトのチェックアウト済み状態を取り消す操作です。これにより、チェックインされたときの元のオブジェクトバージョンに戻すことができます。「チェックアウトを解除」操作は、CATIA 3DEXPERIENCE の「Windchill」操作バーから使用できます。これはまた、Windchill のアクティブなワークスペースの「ファイル」メニューでも使用できます。次の図は、データフローを示しています。
「チェックアウトを解除」操作では以下が実行されます。
• 選択したオブジェクトのチェックアウト済み状態を取り消し、チェックアウト済みロックを解除します。
• オブジェクトがチェックアウトされた後にオブジェクトに加えられた変更をキャンセルします。
「チェックアウトを解除」操作を使用するときに、デフォルトでキャッシュのオブジェクトコンテンツを上書きするかどうかは、Workgroup Manager クライアントプリファレンス
「チェックアウト解除がローカルコンテンツを上書き」で指定します。プリファレンスのデフォルトは
No に設定されており、この操作が使用されるときに、キャッシュのモデルコンテンツは上書きされません。詳細については、
wgmclient.ini ファイルで管理されるプリファレンスを参照してください。