統合アーキテクチャについて
Windchill Workgroup Manager for CATIA 3DEXPERIENCE では、以下の図に示すようなクライアント-サーバー統合アーキテクチャが使用されます。お使いのクライアントワークステーションにインストールされ、CATIA 3DEXPERIENCE オーサリングアプリケーションが Windchill Workgroup Manager に登録されると、Windchill を使用して CATIA の設計アセットを管理できるようになります。
クライアント側コンポーネント
クライアントワークステーション上のコンポーネントは以下のとおりです。
• Windchill Workgroup Manager クライアント - お使いの CATIA 3DEXPERIENCE オーサリングアプリケーションと Windchill サーバー間の共通データリンクを提供します。
• ワークスペースローカルディレクトリ - ユーザー専用のローカルワークスペース。通常は WLD と呼びます。ここに保管している設計アセットは、自分以外のユーザーが表示したりアクセスしたりすることはできません。
サーバー側コンポーネント
Windchill サーバー側コンポーネントは以下のとおりです。
• Windchill PLM (製品ライフサイクル管理) データベース
- CATIA 設計アセット用のプライマリエンタープライズデータストレージおよび製品ライフサイクル管理システム。
• PLM 管理ワークスペース - Windchill サーバー上の個人用ワークスペース。
• コモンスペース - Windchill サーバー上のデータストレージ領域を表す Windchill 用語。適切なアクセス許可を持つ一般企業ユーザーがアクセスできます。