CATIA V5 Workgroup Manager 環境の設定
CATIA 環境設定は、CATReferenceSettingPath および CATUserSettingPath 環境変数によって参照されるテキストファイルに保存されています。
CATIA V5 用の Windchill Workgroup Manager アダプタは、起動時に、両方の CATIA V5 参照 (管理者) 環境設定をサポートするだけではなく、CATIA V5 ユーザー環境設定もサポートします。これにより、このアダプタは、ユーザーの CATIA V5 環境がより正確に反映されるように Windchill Workgroup Manager 環境をセットアップできます。
以下のいずれかの方法を使用して、追加の Windchill Workgroup Manager ランタイム環境設定を設定できます。
• Windchill Workgroup Manager 環境ファイル WGM_11.0_CATIA_V5-6_R2014.txt で CATIA V5 環境変数を定義および設定する。
• uwgm_client.js ファイルで CATIA V5 環境変数を定義および設定する。
たとえば、参照 (管理者) 設定を追加したり、ユーザー設定のデフォルトの場所を変更したりできます。
推奨事項
Windchill Workgroup Manager ランタイム環境が起動時に適切に設定されるようにするには、以下の事項を考慮することをお勧めします。
• CATReferenceSettingPath と CATUserSettingPath をユーザーまたはシステム環境変数の名前として使用することを回避します。こうすると、同じクライアントで実行されている Dassault Systems ネイティブのアプリケーションに悪影響が及ぶ可能性があります。これらの値を異なる登録済み CATIA 環境で使用することもお勧めできません。こうすると、進捗管理設定が変更された場合に、その変更を認識できない可能性があります。
• CATIA V5 環境変数をグローバル (ユーザーまたはシステム) として定義することを回避します。
• CATIA V5 を最初に起動することで、Windchill Workgroup Manager 用の CATIA 環境を追加で設定することを回避します。
• CATIA V5 用の Windchill Workgroup Manager アダプタが環境の不一致を報告した場合は、CATIA V5 環境と Windchill Workgroup Manager 環境を同期化した後に、ワークスペースにデータを再入力してください。
|
これは、CATIA V5 に表示される次の警告メッセージで求められます。この警告を無視すると、同期がとれていない状態になったり、CGR の再生成が原因でパフォーマンスが低下したりする可能性があります。
|