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EPMPostPublishDelegate
EPMPostPublishDelegate は、普遍的に、どのオーサリングアプリケーションも処理します。
EPMDocument のパブリッシングが完了し、製品表現が保存されると、EPMPostPublishDelegate により製品表現のコンテンツの Creo View アーカイブファイル (PVZ) が作成され、新しい EPMDocument にこのアーカイブが保存されます。これにより新しい EPMDocument を Arbortext のダイナミックドキュメント構造に挿入して、軽量化データを Arbortext Editor で表示できるようになります。
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Windchill 10.2 M020 以降では、EPMPostPublishDelegate を配置アセンブリまたは拡張配置アセンブリの製品表現で使用する際に、PVS ファイル内のすべてのブランチリンクが解決され、参照されているコンテンツファイルがアーカイブに含まれます。
さらに、Arbortext Editor では任意のマークアップおよびアノテーションを使用できます。またそれらをパブリッシングして、実モデルの CAD データに関連する技術文書において厳密に制御可能な軽量の図を提供することもできます。DefaultPostPublishDelegate と同様に、PublishedContentLink は、Arbortext Editor で使用するためにデータオブジェクトと軽量データオブジェクト間に保持されます。
次の表は、EPMPostPublishDelegate の有効な <post-publish> パラメータ名、および各パラメータの使用法を示しています。
必須パラメータ
EPMPostPublishDelegate クラスでは次のパラメータが必須です。
パラメータ名
定義
delegate
com.ptc.wvs.server.publish.EPMPostPublishDelegate でなければなりません。
name
PostPublishDelegate が作成/作業版数を適用するオブジェクトの名前。代理が作業版数を適用する正しいオブジェクトを検出できるように、同じタイプのすべてのオブジェクト間で一意である必要があります。
cad-authoring-application
作成する EPMDocument に関連付けるオーサリングアプリケーション。
オプションのパラメータ
EPMPostPublishDelegate クラスでは次のパラメータはオプションです。
パラメータ名
定義
number
PostPublishDelegate が作成/作業版数を適用するオブジェクトの番号。指定する場合は、このタイプのすべての Windchill オブジェクト間で一意である必要があります。指定しない場合は、自動的に生成されます。
type
PostPublishDelegate が作成するオブジェクトのタイプ。指定する場合は、論理識別子によって指定することができ、wt.doc.WTDocument のソフトタイプである必要があります。指定しないと EPMPostPublishDelegate によって wt.epm.EPMDocument が作成されます。
description
EPMDocument の説明。
container-oid
EPMDocument の初期作成に使用する、コンテナのオブジェクト識別子を表す文字列。この値を指定しない場合は、container-name がチェックされます。両方とも指定しない場合は、パブリッシングする EPMDocument と同じコンテキストに EPMDocument が配置されます。
container-name
EPMDocument の初期作成に使用する、コンテナのパス (この後の例を参照) またはコンテナの名前 (文字列値)。指定した名前のコンテナが存在しない場合、または指定した名前のコンテナが複数存在する場合は、パブリッシング後の処理が中止され、エラーメッセージが表示されます。container-name は、container-oid を設定しない場合のみチェックされます。この値と container-oid を両方とも指定しない場合、パブリッシングする EPMDocument と同じコンテキストに EPMDocument が配置されます。
例: /wt.inf.container.OrgContainer=PTC/wt.projmgmt.adminProject2=TestProj
content-description
EPMDocument のコンテンツの説明。
lifecycle-template
EPMDocument に関連付けるライフサイクルテンプレート。
lifecycle-state
EPMDocument に関連付けるライフサイクル状態。
cad-type
指定しないと、EPMPostPublishDelegate では値 PUB_CADVIEWABLE が使用されます。
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このパラメータは上級ユーザーのみを対象としています。
published-content-link
「パブリッシングされたコンテンツ」リンクの作成インジケータは、値 false に設定されていないかぎり、パブリッシングされたコンテンツリンクを作成します。
viewable-compression
グラフィックダイナミックドキュメントの作成時にビューデータの圧縮を行うかどうかを指定します。PostPublish パラメータ <post-publish name="viewable-compression">true</post-publish> ではビューデータの圧縮が有効になります。パラメータ <post-publish name="viewable-compression">false</post-publish> ではビューデータの圧縮が無効になります。デフォルトは false です。
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ビューデータ圧縮ユーティリティの詳細については、Creo View MCAD Adapter Installation and Configuration Guide を参照してください。