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部品の子部品オカレンス複製ユーティリティの使用
Windchill 11.2 リリース以降、ダイナミック構造は、部品自体のデフォルトの製品表現 (ある場合) を表示する代わりに、それぞれの対応する EPMDocuments からイメージまたは貢献イメージに関連付けられた WTPart を表示することをサポートしています。
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イメージまたは貢献イメージに関連付けられた EPMDocument の製品表現が Creo View または「Visualization」タブのダイナミック部品構造で正しく表示されるようにするには、「製品表現をイメージに関連付けられた EPM ドキュメントから表示」プリファレンスを有効にする必要があります。
イメージまたは貢献イメージに関連付けられた EPMDocument の製品表現をダイナミック部品構造に正しく表示されるようにするには、部品オカレンスリンクを適切な EPMDocumentMaster OID で更新してください。これを行う 1 つの方法として、Windchill 11.2 以降のリリースの CAD から部品構造を構築または再構築する方法があります。
ただし、部品構造全体を再構築したくない場合 (特に古い Windchill リリースのレガシーの部品構造データの場合) は、部品の子部品オカレンス複製ユーティリティを使用して Windchill で部品オカレンスリンクを更新できます。
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部品の子部品オカレンス複製ユーティリティは、オカレンスリンクの親 WTPart が Creo Parametric および CATIA V5 のデータに関連付けられているオカレンスリンクでのみサポートされています。
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このユーティリティはコンポーネント ID を使用し、製品表現と CAD ドキュメントが同じコンポーネント ID を持つ必要があります。CATIA V5 データの場合、パブリッシング時に CAD ドキュメントから製品表現にコンポーネント ID を割り当てるレシピオプションの有効化については、アーティクル CS210894 を参照してください。
部品の子部品オカレンス複製ユーティリティについて
これは、Windchill シェルからサイト管理者が実行する必要があるマルチスレッドユーティリティです。
このユーティリティでは、以下の操作を実行できます。
count - 更新対象の部品の親子関係オカレンスリンクのインスタンスの数を取得します。
run_population - 対象のインスタンスをデータベース内の必要な情報 (WTPart 構造内のリンクの子 WTPart を構築した EPMDocumentMaster の OID) で更新します。
run_population 操作では、部品オカレンスリンクを -iterations パラメータで更新して、処理する親オブジェクト履歴を指定できます。サポートされている操作は以下のとおりです。
1. All iterations - オブジェクトのすべてのリビジョンと作業版数。
2. Latest only iterations - オブジェクトの最新のリビジョンの最新の作業版数。
3. Latest iterations for each revision - オブジェクトの各リビジョンの最新の作業版数。
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指定されていない場合、デフォルトのオプション値は 2 で Latest only iterations になります。
与えられた入力に従って、ユーティリティは、イメージまたは貢献イメージの関連付けのためにオカレンスが部品構造に存在する場合、対応する部品の親子関係オカレンスを不足している情報 (マスター参照によって構築) で更新します。
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問題なく更新されたオカレンスリンクの「最終修正日」の日付が更新され、データベース内で該当する更新カウントが増加します。
このユーティリティを実行するには
このユーティリティは、サイト管理者によって、Windchill シェルから、必要に応じて以下のコマンドを使用して、実行してください。
windchill com.ptc.wvs.server.util.builtbymaster.PopulatePartUsesOccurrenceUtility -h | -help
このユーティリティのヘルプを表示
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パラメータ情報や使用可能な値を調べるには、help コマンドを使用します。
windchill com.ptc.wvs.server.util.builtbymaster.PopulatePartUsesOccurrenceUtility -count
更新対象の部品の親子関係オカレンスリンクのインスタンスの数を取得
windchill com.ptc.wvs.server.util.builtbymaster.PopulatePartUsesOccurrenceUtility -run_population
対象のインスタンスを必要な情報で更新デフォルトでは、これによりパラメータ '-iteration ' が指定されていない場合、最新の作業版数のみが更新されます。サポートされているパラメータの詳細については、'-help ' コマンドを使用してください。
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例: windchill com.ptc.wvs.server.util.builtbymaster.PopulatePartUsesOccurrenceUtility -run_population -username=wcadmin -password=wcadmin -iterations=1 -batchsize=10 -threadcount=5 -threadtimeout=20 -threadtimeoutunit=MINUTES -timebox=6 -timeboxunit=HOURS
出力について
ユーティリティプログラムを完了すると、次の出力が Windchill シェルターミナルに表示されます。
1. count 操作
There are currently 4 WTParts of which 13 child occurrence links which has no built by master reference.
2. run_population
Population of part occurrence links completed.
Total execution time to perform processing : 2.880 second(s)
Number of WTParts of which immediate child occurrence links are successfully updated : 1
Number of WTParts of which immediate child occurrence links are failed to update : 0
Number of WTParts of which immediate child occurrence links are skipped to update : 1
Number of Part Occurrence links successfully updated with built by master reference : 4