Windchill 承認申請プロセス
概要
企業は、通常、特定の市場で製品を販売する承認を取得するには、承認申請を提出しなければなりません。たとえば、米国食品医薬品局は、新薬承認申請、市販前承認 (510K 申請) などの臨床承認申請を義務付けており、電子機器業界は、製品の UL 認定の取得などを義務付けています。承認申請機能を使用することにより、一元化されたメカニズムを通じて、監督官庁に提出した申請を追跡、管理、および維持できます。これにより、組織においてコンプライアンスおよび監督官庁への申請を文書化するプロセスが合理化されます。
この機能のカスタマイズ機能を活用することにより、ビジネス要件に応じて申請プロセスを作成および自動化できます。
ライセンス
Windchill Regulatory Master モジュールはライセンス機能です。Regulatory Master ライセンスの使用状況は、以下のユーザー操作について記録されます。
• 承認申請の作成
• 承認申請の編集
• 承認申請の削除
• 承認申請の表示
• 承認申請のフォローアップの作成
• 承認申請タスクの完了
ライセンス関連の詳細については、
定義済みのプロフィールおよび
ユーザーライセンスの資格の管理を参照してください。
プロセスフロー
品質システムマネージャが新規申請を作成でき、承認申請はプロセスフローを経て完成します。承認申請の情報ページに表示されているライフサイクル状態をクリックすることで、承認申請のライフサイクル状態を確認できます。
承認申請のデフォルトのプロセスフローは次のとおりです。
1. 進行中
2. 完了
3. キャンセル
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ライフサイクルテンプレートをカスタマイズすることにより、ライフサイクル状態をさらに追加できます。
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承認申請のサーチ
アドバンスサーチを使用すると、すべての承認申請がサーチ結果として表示されます。また、インデックス付き (Solr) サーチを使用して承認申請をサーチし、プライマリコンテンツに基づいて検索することもできます。
承認申請のレポート
管理者は承認申請レポートを作成し、これを監督官庁に提出して自社製品の認定を受ける必要があります。
承認申請の削除
承認申請テーブルでは、削除操作を実行できます。1 つ以上の承認申請記録を選択し、
「削除」をクリックします。
承認申請の有効期限
承認申請には有効期限を設定できます。有効期限が経過すると、承認申請は自動的に期限切れになります。有効期限は、承認申請の「編集」ウィザードで修正できます。