パブリッシング中の自動更新の無効化

CATIA V5 などの CAD オーサリングツールでは、部品、アセンブリ、図面を更新する必要があります。更新オプションにより、CAD アプリケーションで変更内容や編集内容が保存されます。ネイティブの CATIA アプリケーションでは部品を次の 2 つのモードで更新できます。

デフォルトの更新モードは「自動」です。ただし、自動更新では問題が発生することがあります。たとえば、CATIA でモデルを編集しているときに、自動更新の際に、ワークスペース内の変更を更新する前に設計を再検討するよう求められます。

Windchill Workgroup Manager では、パブリッシング中に問題が発生することがあります。ビューデータは更新されたドキュメント (部品/アセンブリ) を表します。保存操作を開始する前にビューデータが更新されていない場合、CATIA の自動更新によってビューデータが影響を受ける可能性があります。変更をパブリッシングする際に CATIA で自動更新が開始された場合、そのようなドキュメントのビューデータは更新されません。

この問題を解決するため、Worker マシン上で自動更新を無効にすることをお勧めします。

WWGM で自動更新を無効にするには、次の手順に従います。

• wgmclient.ini ファイルでプリファレンス autoupdate.model.upon.filesync.publishing を No に設定します。

• ネイティブ CATIA V5 設定でのパーツインフラストラクチャとアセンブリ設計の自動更新の無効化

ダウンロード依存の無効化

ダウンロード依存を無効にするには、update.drawing.views.on.publish オプションを No に設定します。CATIA 図面のパブリッシング中に、Windchill Workgroup Manager は依存なしで図面をダウンロードし、図面のビューデータを生成する際に図面ビューの更新は行われません。