球体の部位領域規則の設定

部位領域規則は、ボリューム情報に基づいて、CAD ドキュメント構造で表示または非表示にする構成部品を決定します。部位領域規則をその他の規則やフィルタとともに使用することで、特定の設計タスクに関連する部分だけに構造の表示を絞り込むことができます。

1. 「Visualization」タブで「部位領域規則」アイコン

を選択し、「球形の部位領域規則を設定」を選択します。

「球形の部位領域規則の座標」ウィンドウが表示されます。デフォルトでは、球体の中心を表す X、Y、Z 値を基準とした半径に、構造全体が含まれます。

2. 球体の中心点の X、Y、Z 座標を「中心座標」入力フィールドに入力します。ゼロおよび正と負の実数を入力できます。3 個の座標すべてが必須です。

部位領域フィルタの「Visualization」タブの部位領域フィルタのボリューム表現を使用して、グラフィカルに操作できます。

• 基準またはいずれかの軸をクリックして座標系の指針をドラッグすると、フィルタボリューム全体を移動できます。

• フィルタのボリュームを増減させるには、四角形または球体の面をクリックしてドラッグします。フィルタのボリュームを修正すると、それに応じて部位領域フィルタの座標が変更されます。

4. デフォルトで、球体ボリューム内に部分的に存在する部品は構造に含まれます。「一部分が境界球の外に出ているアイテムを除去」を選択すると、球体内に完全に存在する部品だけが含まれます。

この規則が部品構造に適用され、「球形の部位領域規則の座標」ウィンドウが閉じます。

配置アセンブリと拡張配置アセンブリの境界ボックスが空の状態で表示され、使用したり評価したりできないことがあります。