部品番号とファイル名の自動番号付け

CATIA 部品番号の自動番号付けは、次のいずれかの方法で新規ドキュメントが作成された場合にサポートされます。

• 「Break Link」オプションを選択した状態で、「Edit」 > 「Copy」の順に選択するか、「Edit」 > 「Paste Special」の順に選択

CAD ツールが Windchill Workgroup Manager に接続され、アクティブサーバーが登録されている場合、新規ファイル名が生成されます。新規ファイル名は、ファイルの生成時に Windchill PDMLink 自動番号付けジェネレータによって生成されます。

自動番号付けが有効な場合は、自動生成された番号を受け入れるか、カスタム部品番号を入力します (カスタム部品番号が許可されている環境の場合)。自動番号付けを使用してすでにドキュメントが作成されている場合、次のいずれかの方法によって、部品番号を変更できます。

• 新規 CAD ドキュメントが作成されているか、ローカルワークスペースに保存済みの場合は、名前の変更操作を使用して部品番号を変更します。詳細については、名前を変更を参照してください。

• 新規 CAD ドキュメントが CATIA V5 で作成された場合は、「プロパティ」ウィンドウで部品番号を変更します。

CATIA V5 で新規 CAD ドキュメントを作成する際には、デフォルトで自動番号付けが有効になります。このサポートを無効にする場合、プリファレンス enable.auto.numbering.on.new.document.in.CATIA.session を No に設定します。詳細については、使用頻度の高いプリファレンスを参照してください。

Windchill の「プリファレンス管理」ユーティリティで、「ソフトタイプパラメータ」プリファレンスは、ファイルを Windchill にアップロードするときに使用されるソフトタイプを定義するファイルプロパティ名を識別します。このプリファレンスのデフォルト値は「UPLOAD_SOFT_TYPE」です。このプロパティは、ファイルまたはテンプレートに特定のソフトタイプを割り当てます。ソフトタイプは最初のアップロード時に設定され、以降は変更されません。

このプリファレンスを設定するには、「サイト」 > 「ユーティリティ」 > 「プリファレンス管理」に移動し、「操作」 > 「アップロード操作」 > 「アップロード」 > 「ソフトタイプパラメータ」の順に選択します。

この属性は、自動番号付けを適用する前に設定する必要があります。自動番号付けを適用した後は、ソフトタイプパラメータを変更しても、すでにファイル名として割り当てられた番号は変更されません。最良事例として、次のいずれかのアプローチをお勧めします。

• 「ソフトタイプパラメータ」をテンプレートで設定して、ユーザーが設定を行う必要がないようにします。

次のプリファレンス設定が推奨されています。

• wgmclient.ini ファイルで、save.to.workspace.dialog.suppress プリファレンスを Yes に設定します。

• ネイティブの CATIA V5 で、「Display the 'New Part' dialog box」プリファレンスを無効にします。これは、「Part Document」タブで「Tools」 > 「Options」 > 「Infrastructure」 > 「Part Infrastructure」の順に選択すると表示されます。

• 「プリファレンス管理」ユーティリティで、「番号からファイル名を継承」プリファレンスを「はい」に設定します。これにより、Windchill Workgroup Manager で名前を付けて保存の操作を実行するときに必要なクリック数が少なくなります。

さらに、次のプリファレンス設定が自動番号付けに与える影響も考慮する必要があるかもしれません。

• 「プリファレンス管理」ユーティリティで、次のプリファレンスについて検討します。

◦ 「番号からファイル拡張子をドロップ」 - 自動生成された Windchill の部品番号にファイル拡張子を含まないようにするには、「はい」に設定します。

• wgmclient.ini ファイルでは、update.instance.name プリファレンスについて検討します。このプリファレンスは、部品番号の変更時に部品番号と一緒にインスタンス名も自動更新するかどうかを制御します。デフォルト設定は no で、インスタンスは自動更新されません。

• Windchill Workgroup Manager で「名前を付けて保存」および「新規 CAD ドキュメント」操作を実行したときに、自動生成された番号に拡張子を自動的に追加する場合は、次の OIR を設定します。

<VarDef id="CatiaCustomNumber">
<Value algorithm="wt.rule.algorithm.BooleanBranch">
<Value algorithm="wt.rule.algorithm.IfNotNullTest">
<Attr id="docType"/>
</Value>
<Value algorithm="wt.rule.algorithm.CaseBranch">
<Value algorithm="wt.rule.algorithm.EqualsTest">
<Attr id="docType"/>
<Arg>CADCOMPONENT</Arg>
</Value>
<Arg>CATPart</Arg>
<Value algorithm="wt.rule.algorithm.EqualsTest">
<Attr id="docType"/>
<Arg>CADASSEMBLY</Arg>
</Value>
<Arg>CATProduct</Arg>
<Value algorithm="wt.rule.algorithm.EqualsTest">
<Attr id="docType"/>
<Arg>CADDRAWING</Arg>

Windchill Workgroup Manager のプリファレンスの詳細については、プリファレンスを参照してください。