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「ファイルボルトのデータを更新しない」オプションを選択すると、メソッドサーバーのログに次のようなエラーメッセージを伴う例外が表示されることがあります。
java.net.UnknownHostException: <ホスト>.<マイドメイン>.<自社名>.com_3_Upgrade
ここでこのエラーが発生することは予期されており、アップグレード時に障害を引き起こすことはありません。それ以外のログがメソッドサーバーのログに記録されている場合は、実際の問題を表している可能性があります。
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オプション
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説明
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ファイルサーバーコンフィギュレーションを更新
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このオプションを選択すると、既存のファイルサーバーの URL が表示され、ユーザーは新しいファイルサーバーの URL を入力するよう指示されます。新規 URL は、ターゲットリリースがインストールされた新規ファイルサーバーを指す必要があります。手順を進める前に、各ファイルサーバーの URL の値を入力する必要があります。「ボルトモード」の「ファイルボルトのデータを更新しない」を選択した場合には、このオプションは選択できません。
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「アップグレード後のファイルサーバーの手動設定」
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このオプションは、アップグレードの前にファイルサーバーが設定されていない場合に選択できます。ソース Windchill システムにファイルサーバーが設定されていない場合は、このオプションを選択します。ソースシステムにファイルサーバーが設定されている場合、このオプションを選択するには、マスターサイトがアップグレードされた後に、ファイルサーバーの更新と設定を手動で行う必要があります。すべてのリモートファイルサーバーがターゲットリリースにアップデートされるまでは、アップグレードは完了しません。
このオプションを選択すると、テストアップグレード時に本番ファイルサーバーへのアクセスが発生しないよう、ファイルサーバーの URL とホスト名に無効な値が設定されます。
ソリューションをアップグレードするときに、1 つ以上のファイルサーバーにマスターボルトがある場合、「ボルトモード」で次のいずれかのオプションを選択すると、このオプションを使用できなくなります。
• 「異なるファイルボルトのホスト情報を設定」
• 「ソースデータベースからの既存のファイルボルトのホスト情報を維持」
これは、アップグレード処理の一部のタスクが、レプリカマスターボルト上のファイルコンテンツにアクセスする必要があるからです。
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「既存のファイルサーバーコンフィギュレーションを保持」
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このオプションは、ソースファイルサーバーが存在するホストマシンと同じマシンにターゲットファイルサーバーをインストールする場合に、本番アップグレードを行うためのものです。
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