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並列実行によるデータベーススキーマのアップグレード
大規模なシステムでは、許可するデータベース接続数のデフォルト値を修正して、アップグレードのパフォーマンスを向上できます。
DBA に問い合わせて、使用可能なデータベース接続の正しい数を確認します。Windchill シェルで、<WT_ホーム> ディレクトリから、xconfmanager を使用して db.properties ファイル内のプロパティ wt.pom.maxDbConnections を必要な値に更新します。以下に例を示します。
xconfmanager -t db/db.properties -s wt.pom.maxDbConnections=<desired value> -p
さらに、プロパティ com.ptc.windchill.upgrade.phases.upgradeschema.threadPoolSize を使用して、使用可能な接続数に関係なく、データベース接続数に制限を設けることで、多数のスレッドによってパフォーマンスが低下するリスクを低減できます。たとえば、使用可能な接続数がプロパティ threadPoolSize で指定されている値よりも大きい場合、データベース接続には threadPoolSize の値が使用されます。Windchill シェルで、<WT_ホーム> ディレクトリから、xconfmanager を使用して db.properties ファイル内のプロパティ threadPoolSize を必要な値に更新します。以下に例を示します。
xconfmanager -t db/db.properties -s
com.ptc.windchill.upgrade.phases.upgradeschema.threadPoolSize=<desired value> -p