ソースシステムのアップグレードの準備
以下の手順を実行して実運用ソースデータベースのアップグレードを準備します。
レプリカサーバーのシャットダウン
サイトでレプリケーションを使用している場合は、そのプロセスを行うためのサイト固有の手順についてこのセクションで説明します。
レプリケーション済みボルトコンフィギュレーションを使用していない場合は、このセクションはスキップしてください。
1. マスターサイトで以下を実行します。
a. > > > に移動します。スケジュールを削除するか無効にできます。
▪ スケジュールを削除 - PCS_ で始まるもの以外すべてのレプリケーションスケジュールの頻度およびターゲットボルトをメモします。PCS_ から始まるスケジュール名は予測キャッシュスケジュールで、自動的に作成されます。その後、現在実行中のものを除いて、すべてのコンテンツレプリケーションのスケジュールを削除します。
▪ スケジュールを無効化 - 1 回限りの即時レプリケーションスケジュールおよび PCS_ で始まるスケジュールをすべて削除します。現在実行中のものを除いて、残りすべてのコンテンツレプリケーションのスケジュールを無効にします。
b. 実行中のスケジュールが完了するのを待ってから、前のステップのガイドラインに従って、これらを無効にするか削除します。次に示すキューを確認して (存在する場合)、オブジェクトが存在しないことを確認します。
▪ replQueue
▪ wt.router.1.*, wt.router.2.*, wt.router.3.*, wt.router.4.*, wt.router.5.*, wt.router.6.*, wt.router.7.*
▪ RevaultingQueue
▪ ReplicationTaskQueue
2. すべてのファイルサーバーサイトをシャットダウンします。
Windchill システムのシャットダウン
1. ユーザーが Windchill システムにアクセスできないように、システムを設定します。設定の後、メソッドサーバーを再起動して、すべてのアクティブなセッションを終了し、新しい認証済みのクライアント接続が確立されないようにします。メソッドサーバーを再起動するには、windchill シェルから次のコマンドを実行します。
a. windchill stop
b. windchill start
2. 実行中キューエントリの処理を継続させます。
キューの状態を監視するには、ソースシステムの「サイトユーティリティ」ページにあるキューマネージャを使用します。
それぞれのキューを選択し、「実行中」の状態にあるエントリがないことを確認します。
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Windchill ソリューションには、作業を後で実行するようにスケジュールを設定する機能があります。キューマネージャに「準備完了」状態で表示されている、スケジュールされたジョブに対してアクションを行う必要はありません。したがって、このようなキューが存在している場合でもアップグレードを開始できます。
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3. Windchill Visualization Services の場合は、実行中のパブリッシングジョブが完了するまで待ってから、すぐに CAD Agent アドミニストレータを使用して、サーバーをシャットダウンする前に新規ジョブが実行されないように worker をオフラインにします。
4. Windchill ソリューションを停止します。UNIX または Windows システムの場合、windchill シェルに以下のコマンドを入力します。
windchill stop
5. Web サーバーとサーブレットエンジンをシャットダウンします。