インストールのレビューと確認

「インストールの概要」にはインストールの詳細が表示されます。このサマリーには、インストーラに入力した値と、デフォルトで設定された値がリストされます。これらの詳細が正確であることを確認します。

「インストールの概要」パネルには、選択したオプションに基づいてインストールを完了するために必要な、予想されるディスクの空き容量の要件が示されます。「インストールの概要」パネルの「インストール」をクリックすると、システムに必要なディスク空き容量があるかどうかが確認されます。容量が足りない場合は、そのことを知らせるダイアログボックスが表示され、十分な容量が解放されるまで待ちます。手順を戻って、ほかのインストールディレクトリを選択することもできます。

ディスク容量の確認は、インストーラを起動する前に、インストーラ変数 CHECK_DISK_SPACE の値を OFF (すべて大文字) に設定することによって無効にできます。コマンドプロンプトで、以下のコマンドを入力します。

「保存」をクリックして、このサマリーの HTML バージョンをローカルマシンにコピーします。そのインストール時に設定されたすべてのプロパティ値を含むサマリーと、<サマリー名>.htm.properties というファイルが保存されます。

インストールのサマリーには暗号化されていないパスワード情報が含まれています。インストールの完了後、次のファイルには適切なアクセス許可を持つユーザーのみがアクセスできるようになっていることを確認してください。

• <Windchill>\installer\*.properties

サマリーを確認したら、「インストール」をクリックします。

インストール手順が完了すると、正常にインストールが実行されたことを示すダイアログが表示されます。ダイアログ内の設定をレビューして、すべてのコンポーネントが予想していたとおりにインストールされたことを確認します。さらに、以下を行うこともできます。

• HTTP Server、Windchill サーバーマネージャ、および Windchill メソッドサーバーのプロセスが実行されていることを示すウィンドウがデスクトップに表示されていることを確認する。

• Windchill が正しく HTTP Server と連動するように設定されていることを確認する。Web ブラウザを開き、インストール中に設定したベースの Windchill URL を入力して、それが正常に動作することを確認します。この URL は、PSI の最後のウィンドウの下部では "サーバーの URL" として表示されます。インストール中に設定した Windchill 管理者 (デフォルトは "wcadmin") とパスワードを使用して認証します。