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Performance Advisor キューの処理の詳細
レポートの作成操作が失敗する可能性があるので、Windchill ではそれぞれの操作について、Performance Advisor キューエントリの処理を 5 回まで試行できるようになっています。5 回で成功しない場合はエラーとなります。
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このトピックで説明するエラー処理は、Performance Advisor レポートを定期的に作成する場合のみ実行されます。システムコンフィギュレーションコレクターを通じてレポートを生成する場合は実行されません。
次の図は、インストールと Performance Advisor レポートの生成の Performance Advisor キュープロセスを示しています。
次の図は、Performance Advisor レポートを PTC へ送信する際の Performance Advisor キュープロセスを示しています。
エラーが発生した後、各キューを再スケジュールする際の時間間隔は以下のとおりです。
WAReportCreationManager キューエントリの場合、1 分間隔で実行します。
WAReportSendManager キューエントリの場合、再試行のたびに 2 分の累乗 (2、4、8、16) 間隔で実行します。
レポートは、診断データの場所に示されているデフォルトの場所に生成されます。これは WAReportSendManager キューと PA エージェントの両方に適用されます。ユーザーは、NFS の場所または共有の場所を指定できます。NFS の場所は、1 つのノードがレポートを生成し、その他のノードがレポートを送信する、クラスタ環境で役に立ちます。
お客様は WAReportSendManager キューメカニズムを使用してレポートを送信できます。送信されたレポートは「サイト」 > 「ユーティリティ」 > 「Windchill Performance Advisor」 > 「送信済み」ディレクトリに配置されます。
生成されたレポートが正常に送信された場合は、送信済みディレクトリ %WT_HOME%\utilities\PerformanceAdvisor\Reports\PAA\sent に移動します。生成されたレポートは GUID_SCN_TimeStamp.zip フォーマットです。
レポートの検証に失敗した場合は、Performance Advisor キューがレポートの ZIP ファイルを %WT_HOME%\utilities\PerformanceAdvisor\Reports\PAA\failed フォルダにコピーします。さらに、PA キューは <<レポート名>>_WA-ExecutionStatus.xml という XML ファイルを作成します。この XML ファイルに失敗の原因 (無効な SCN や XSD 検証の失敗など) が指定されます。