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MBeans を使用したログファイルの処理
ロギング機能は、Logging MBean を使用して JMX 内で処理できます。Logging MBean にアクセスすると、以下のような多くの操作を実行できます。
特定のロガーのログレベルの設定。
ロガーの登録。
ロギングのコンフィギュレーションファイルの表示。
Windchill システムにより、複数のシステムログファイル、および Windchill でユーザーがカスタマイズしたログファイルが生成されます。Windchill システムログファイルは、wt.properties ファイルの wt.logs.enabled 変数が true の場合に有効になります。また、各システムログファイルに関連付けられたログファイル変数があります。個々のログファイルは、ログ固有の変数と wt.logs.enabled 変数が true に設定されている場合に生成されます。
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JMX を使用したロギングの変更は、すぐに実行されますが、設定の一部としては保存されず、Java Virtual Machine (JVM) の再起動時に適用されません。
Logging MBean によるログ作成の変更は、トラブルシューティングのための一時的な変更時に有効で、永続的な変更はできません。プロセスの次回の再起動時に実行される log4j の設定を変更するには、対応するプロパティファイルを変更する必要があります。ログ機能の詳細については、Windchill ログの管理を参照してください。
変更にかかる時間は数分です。この変更をすぐに実行するには、Logging MBean で再設定操作を実行します。
JConsole から以下の手順を実行して Logging MBean にアクセスします。
1. アクセスするログファイルを決定し、適切な接続を選択します。
2. ツリーで com.ptc を選択します。
3. ツリーから Logging MBean を選択します。
4. 実行可能な操作を表示するには、Logging MBean の Operations ノードを選択します。
Operations ノードでは、ログに関する多数の操作を実行できます。「registerLoggers」をクリックして、それぞれが log4j ロガーを表し、「MBean」ツリーの Logging MBean の下にある Logger フォルダ内に登録する MBean を作成します。デフォルトでは、すべてのロガーは 1 つのリストにフルネームで登録されています。
ロガーを階層で表示するには、Logging MBean の HierarchicalLoggerDisplay 属性値を true に変更します。この属性は、Logging MBean の Attributes ノードにあります。
メソッドサーバーログに追加されるデフォルトのサマリー行を管理するには、wt.summary.general MBean を使用します。詳細については、Windchill MBeansのセクション「Summaries」を参照してください。