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対応関係を使用した製品構造のセクション間でのパラメータ値の受け渡し
製品構造のセクション間で情報を渡す最も一般的な方法の 1 つが、対応関係を使用することです。この方法は、親オブジェクトから多数またはすべての子オブジェクトに情報を渡すときに最も一般的に使用されます。
たとえば、次の図に示すように、いくつかの異なるコンポーネントから成るディスプレイケースがあるとします。
対応関係を作成するには、次の図に示すように、「パラメータを編集」ウィンドウで「対応関係」タブを選択します。
それぞれの対応関係に、(直接の子部品のリストから) 「子」部品を指定するか、「すべて」を指定して製品構造のすべての子部品を選択できます。(直接の子部品の同タイプのパラメータのリストから) パラメータを指定することもできます。特定のパラメータが選択されていない場合、子部品の名前とタイプが同じすべてのパラメータが選択されていると見なされます。「値」では、「実際」を選択して、対応するパラメータの実際の値を割り当てるか、「デフォルト」を選択して、対応するパラメータのデフォルト値をこのパラメータの実際の値に割り当てることができます。
次の例では、次のテーブルに示すように、ディスプレイケースが Model_01 から Model_05 の 5 種類のモデルで提供され、一部のオプションは特定のモデルにのみ適用できます。
Display Case モデル
Trim Options
Lighting Options
Display Options
Model_01
Twin Standard
Single Double
Shelf, Ventilated Shelf, Solid
Model_02
Standard Deluxe
Double, Triple
Shelf, Ventilated Shelf, Solid
Model_03
Twin Standard Deluxe
Single Double Triple
Shelf, Ventilated Rack
Model_04
Twin Standard Deluxe
Single Double Triple
Shelf, Ventilated Shelf, Solid Rack
Model_05
Twin Standard Deluxe
Single Double Triple
Shelf, Ventilated Shelf, Solid Rack
このような状況では、ユーザーはディスプレイケースのモデルを指定し、この情報を製品構造の異なるセクション間で伝達する (渡す) 必要があります。
たとえば、Display Case コンフィギュレーション可能モジュールに askModel などのパラメータを定義してから、各オプションのコンフィギュレーション可能モジュールにこのパラメータの値を渡すことができます。
この場合、Display Case コンフィギュレーション可能モジュールと構造内の複数の子コンフィギュレーション可能モジュールの間でこのパラメータの値を共有することが目的なので、askModel パラメータに対応関係を定義することが推奨されます。