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インストールログファイル
インストール時には、情報がさまざまなログファイルに書き込まれます。ログファイルは以下のディレクトリにあります。
Windows
<インストールディレクトリ>/installer/logs
UNIX
<インストールディレクトリ>/installer/logs
通常、インストールセッションごとに、以下の 2 つのログファイルが作成されます。
<インストーラの略称>_InstallLog.xml
<インストーラの略称>_PtcInstall.log
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<インストーラの略称>_InstallLog.xml は、インストーラが終了した後に使用できるようになります。
同じインストールディレクトリに同じインストーラを複数回実行すると、これらのログファイルがバックアップされ、ファイルの名前はシーケンス番号を含むように変更されます。シーケンス番号は 000 から始まります。たとえば、インストーラを初めて実行した際のログファイルは、次のような名前になります。
<インストーラの略称>_InstallLog.000.xml例: WNC_InstallLog.000.xml
<インストーラの略称>_PtcInstall.000.log例: WNC_PtcInstall.000.log
実際に「インストールサマリー」パネルの「インストール」をクリックした時点まで、オペレーティングシステムによって制御されるテンポラリディレクトリに、ログファイルが次のように書き込まれます。
Windows では、環境変数 %TMP% が使用されます。これは通常デフォルトで、User Profile ディレクトリの現在のユーザーの Local Settings\Temp ディレクトリに設定されています。たとえば、d:\User Profiles\<userid.domain>\Local Settings\Temp です。
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Windows では、Local Settings ディレクトリがデフォルトで非表示になっている場合があります。Windows エクスプローラで Local Setting ディレクトリが見つからない場合は、フォルダオプションを確認し、非表示のフォルダが表示されるようにしてください。
UNIX では、ログは JVM の実装に応じて、/var/tmp または /tmp に一時的に書き込まれます。テンポラリディレクトリへの書き込みアクセス権限がインストーラにない場合は、<インストーラの略称>_InstallLog.xml ファイルがユーザーの <ホーム> ディレクトリに書き込まれますが、<インストーラの略称>_PtcInstall.log は、これらが両方とも <Windchill>/installer/logs に書き込まれるまでメモリに保持されます。実際に「インストール」をクリックする前にインストールに失敗し、テンポラリディレクトリへの書き込みアクセス許可がインストーラにない場合には、<インストーラの略称>_PtcInstall.log への書き込みは行われません。
インストーラを英語以外の言語で実行すると、<インストーラの略称>_PtcInstall.log ファイルのメッセージは、英語および翻訳された言語の両方で記述されます。すべてのメッセージが翻訳されているわけではありません。
インストール時に問題が発生した場合は、そのログファイルの場所をメモしておき、分析のため PTC テクニカルサポートまでそのファイルをお送りください。実際にインストールを開始する前にインストーラでエラーが生じた場合、前述のとおり、ファイルはオペレーティングシステムで識別されるディレクトリにあります。