このセクションでは、Windchill がインストールされていないマシン上にインストールした HTTP Server とともに Windchill を実行するために必要な設定について説明します。この設定は分離設定として知られています。

分離設定で Windchill が動作するように再設定する前に、まず Windchill と同じマシンにインストールした HTTP Server とともに Windchill を実行してください。これにより、Windchill と HTTP Server が動作するように設定されていることを確認します。

ローカルにインストールされた HTTP Server でシステムを実行した後、HTTP Server コンフィギュレーションをリモートマシンの HTTP Server インストールに移行します。Windchill アプリケーションのインストール時や修正時など、Embedded Servlet Engine および Windchill コンフィギュレーションファイルを修正したときは必ず、リモート HTTP Server を更新して Windchill インストールへの変更を反映する必要があることに注意してください。

最後に、Windchill で設定の更新を行い、Windchill がリモート HTTP Server サーバーと連動するようにします。ここで説明する手順には、Remote Method Invocation (RMI) トンネリングを有効にする手順が含まれています。これは必ずしも必要な手順ではありませんが、分離設定の実装の判断に影響を及ぼすセキュリティ上の問題によって、Windchill サーバーで RMI を直接使用できなくなる場合もあるので、この手順が含まれています。